昨年のブログにも書きましたが、今回の七福神巡り参加にあたって、お賽銭の準備は丁寧に行いました。
↑ここに至る経緯のお話。
こんな風に準備しました。
あら、一部解けてる
実は準備が出来たら安心して写真を撮っていなくて。
ツアー終盤に慌てて残ったお賽銭を、まだ戻ってない隣の方のバスシートの上に広げて30秒で撮影したもの。
ですのでバタバタ具合が写真に現れていますね。
お賽銭の洗浄には酢を使いました。
ソコソコ綺麗になりますが、頑固な汚れは手でゴシゴシしなければ落ちません。
そうして、さらに頑固な汚れは手が真っ黒になっても、まだ落ちません。
ある程度のところで諦めも必要。
動画検索をすると研磨剤などを用いてピカピカにしているけれど、あれは程度にもよりますが法律に抵触するとお叱りを受ける(炎上?)場合もあるようです。
なので、私は「ソコソコ」のところで洗浄済みとしました。
(関連法は貨幣損傷等取締法)
研磨で貨幣の形を変えてしまうのはやりすぎだと思うけれど。
だったら、火葬の際に棺に入れるお金はどうなの?とか思ってしまう。
たまーに「これ、火葬場から流れてきたんじゃ?!」というコインがお釣りで手元にきたりしませんか?
明らかに熱で模様の一部が溶けてるの。
そうして一般の硬貨以上に汚れているの。
火葬場の職員か遺族か知らないけれど、よく表(一般市場)に出すよねと思いつつ。
実は今回用意したお賽銭の中にも1つ、そんな硬貨も混じっていました。
「げっ」と思いつつ。
これもご縁(仏縁)と思って、とりわけ丁寧に手でゴシゴシしたけれど。
模様が溶けたところの赤黒い錆、一部は青緑に変色…は。
どうにも「アレかしら?」と気になりました。
昔は他人の業を背負うのは「冗談じゃない」と思って、こういったコインは受取拒否していましたが、最近はソコソコ自分の強さに自信も付いてきたので、このくらいは昇華できるかな…と。
お賽銭を整える時にも般若心経やお大師様の御真言を唱えながら準備完了させました。
今回、お賽銭を用意するに当たって、改めて硬貨をじっくり見て。
そういえば日本の貨幣には全てに植物が入っているんですよね。
お、これは調べてみよう。
という事で
1円硬貨…表面に若木。
5円硬貨…表面に稲穂。裏面に双葉。
10円硬貨…表面に唐草。裏面に常盤木。
50円硬貨…表面に菊。
100円硬貨…表面に桜
500円硬貨…表面に桐。裏面に竹と橘。
1000円札…裏面に桜。
5000円札…なんと国宝「燕子花図」尾形光琳作、が原画だったのですね。
10000円札…桜(ホログラム)
(参考:日銀HPより)
五円玉の稲穂。
瑞穂の国、ニッポンに通じるところがあるデザインですね。
そうして、神社などの社務所では「初穂料」などと書かれていて。
やっぱり五円玉はお賽銭に相応しい硬貨だなーと感じた今年の初詣です。
さて。七福神巡りの初詣も無事最後の誓願寺さんにて終了。
住職のお話の最後に満願成就の授与式があり、こちらを頂きました。
こちらがミニ袈裟。
首にかけて使います。
以前、持っている人を見たことがあるけれど、黒とか紺とか渋い色合いの記憶があったのです。
頂いたのは明るいオレンジで可愛い。
頂く年(ツアー)で色が変わるのかな?
それとも男女で変わるのかな?
何れにしても好きな色合いで嬉しいです。
タネを蒔いて丁寧に育てれば時間がかかったとしても実りの日は来る。
そんな教えを受けて今年の七福神巡りを終えました。
七福神と言えば。イモートちゃんからの関西土産のお菓子。
このブログを書きながらお茶と一緒に頂きました
恵比寿様の袋からは鯛の干菓子。
弁財天様の袋からは紅白の鈴の干菓子が出てきました。
ごちそうさまでした