朝から森へ行って、速攻で帰宅&シャワー&洗濯して。
ちょっと水遊びで下半身を冷やしたのが悪かったのか、足腰の痛みが酷く出たのでセルフお灸して。(洗濯物のある室内&この気温の室内でかえって息苦しくなりましたが・・・)
ダッシュで幌平橋まで。
本日のPMFは豊平館。
先着・限定数・無料なので争奪戦のチケットです。
とはいえ。
森の先輩から「久しぶりだね〜。仕事忙しいの?」と聞かれ。
「いえ...実はPMFがあるので...」(←優先順位が他のイベントというところに後ろめたさは感じている)と正直に申告したところ
「どこでやってるの?」
「札幌近郊色々。。。この連休は豊平館です」とお話したら
「じゃあ、中島公園の植物を色々見ておいでよ」と...。
そういえば。
あれだけ通っている中島公園も植物目線で散歩した事が無い
演奏会といえば大抵、夜(札響定期だとマチネもありますが、土曜昼が多いのでウィークエンドの疲れでギリギリまで寝てた...)。
仕事終わりにダッシュで。
キタラまでの最短距離、地下鉄中の島公園駅からひたすら走る、走る、走る。
脇目もふらず走ってギリギリセーフ の繰り返し。
演奏会後の夜は当然真っ暗で、寒い日が多くて。
人波に乗ってザクザクと行軍の様に黙々と地下鉄駅まで戻る日々。
(演奏会の余韻で脳内はトリップしてるんですけどね)
そんな訳で。
中島公園の、あの結構ある敷地の植物達。
池もあって庭園もある。。。
全然目に入って無かった!!
と、改めてビックリ開眼しまして。
その上。
ああいう注意の仕方って素敵だなぁ〜。
こちらが後ろめたさを感じてるのを解って責めるようなキツい言い方では無く、やんわりと。
「他の事をするなら、その分、そこで吸収したものを、こちらで活かせれば良いんじゃない?」
っと言ってくれる、大人の余裕。
素敵すぎる〜
見習いたい方の一人です。
「空気を読む」「行間を読む」等と言われるのと同じような意味で、楽器演奏の場合「譜面に書かれていない事も読みとる」と言われる事(主に指導時に)がありまして。
その曲がどんな様式で書かれているのか。
その作曲家が生きていた時代はどんな世界情勢だったのか。
どんな国の作曲家の曲か。
その作曲家が何才の時の作品か。
果てはどんな気分(体調)の時に書かれた曲か。
...etc.を感じ取って、それを譜面に描かれている音符に「表現エッセンス」として上乗せする作業の事なのですけれど。
一言に譜面に書かれてる一音「四分音符のド」等と言っても。
「るんたったのド」と「ウルウルのド」では表現が変わる。。。
アロマに置き換えると一言で「精油」と言ってもローズの精油もあればラベンダー精油もある。
ラベンダーの精油でもフランス産、エジプト産、特別で身近な富田ファーム産と違いがあって。
富田ファームのおかむらさき精油でも今年のものと去年のものとで更に違う。。。そういった違いを読み取って表現として表に出せる様にする作業、と言えば判り易いかもしれませんね。
「楽器を習っていました」と言うと、良く「楽譜が読めていいわねぇ〜」と言われるのですが、五線譜のドレミファソラシドを理解出来るとか、フォルテ=大きい音とかを理解して終わり、ではなく、そこは「楽譜を読む入口」で。
中級以上の学習者が「楽譜を読む」という事は、印刷に現れない部分を深く読めてないと「読める」とは言えないんです。
売れっ子プロでさえ「まだまだ」と言っている領域の話を私なんかが「読めまーす」っと言うのは赤面もの。
なので。
世間話で「楽譜読めて良いわね〜」の言葉には「ドレミすらわからない身からしたら、うらやましいわ」と言って下さっていると意訳して「ありがとうございます」でニッコリ返すようにはしていますが、隣に同レベル以上の経験者がいる時に言われると、どのように返答して良いのか解らなくて、「はぁ、まぁ....」とかお茶を濁した返答になって恥ずかしさの余り下を向いてしまいます。
そういった感じ方の癖は子供の頃から叩き込まれているので。
日常でも「こうは言っているけれど、その人はどう思っているんだろう?」とか
「自分でもこう思うけれど、それじゃ”あっちを立てればこちらが立たず”になっちゃう」とか
まぁ、バカはバカなりに考える事もあるんです。
そこを汲んでくれる懐のある、あの先輩って凄い人だなぁ〜と。
見習いたいお手本の言葉には即、素直に従う(←これも音楽教育の賜物)ので。
チケット争奪戦の時間を見つつ。
ダッシュで家を出発して。
初めて幌平橋方面からキタラを抜けて豊平館を目指しました。
新鮮な感動が沢山!
私的に「ザ・札幌の夏風景」
PMFのフラッグと共に夏が始まり、夏が終わるという意識があって。
公園の木々ある緑とビル群。
これが夏の札幌の街...というイメージなんですよね。
数年前に「建てる」とは聞いていて。
寄付もしたレニー(レナード・バーンスタイン)像。
ここにあったのかー!!
初めて実物を見ました。
それくらい、公園内を見ていなかったんですね。
街中の天文台。
隣のキタラが明るくてごめんなさい...という気がしないでもない。
そんなに煌々とはしていない照明ですが、天体観測には邪魔になるのでは。。。と、何となく。
新しくなった豊平館。
何度か横目で見つつ。。。写真撮って無かった(余裕無かったなぁ〜!)と。
何だか「脇目をふる」大事さを教えてもらったような時間です。
公園内には木々も沢山。
お花も彩り多く。
これは1日がかりでユックリ散策も出来るなぁ〜、という程。
今日はなんだか白いお花に心惹かれる気分でしたので。
ラストは白系お花写真の大放出!
今まで白系のお花...と言っても、クリーム色や、うっすらと他の色が入っているようなお花が好きでしたが、なんだか純白という色のお花に心惹かれる今日この頃です。
2日続けて雨が降ったので、演奏会前後の時間はだいぶ湿度が抜けて、楽器には少しはマシな気候になりましたが...欲を言うと、もう少し湿度が抜けて欲しいなぁ〜、という気持ちです。
音の抜けが、エアコンの力を借りてやっと何とか。。。な感じの気候ですので、あと1雨・2雨来て欲しい。。。かな?