週末のワンデイトリップ。
ドニチカ切符で真駒内下車。
駅前発、駅着の環状バス《南96》にて東海大学キャンパスの前で下車。
こちら。
実は先月の「学園祭」の時に一度来たんですよねー。
滝野の森クラブ活動が早く終わった日で。
寄り道したくてテクテク歩いていたら、車に乗せてくれた先輩が「どこに行くつもりだったの?」と聞いて下さったので。
「ラベンダー発祥の地が南区と聞いたので追いかけてみようかと...」というお話をさせて頂いた所。
「まだ時期じゃないと思うけれど、道を覚えるためにグルっと回って地下鉄駅まで送ってあげる」と親切にも付き合って下さって!!
道々ラベンダーを始め、植物のお話も色々教えて頂いて。
その時に。
じょうてつバス<南96>に乗れば東海大学、南沢神社とラベンダーゆかりの地を訪れることが出来ると教えて頂いていたのです。
東海大学ではラベンダーが記念植樹されていて、毎年「ラベンダーまつり」が開催されていると。
本当は。
「ラベンダーまつり」は来週開催です。
でも、来週は森活動の予定がイッパイで「まつり」に行くのは無理そう。
ネットの記事で「まつりの日」じゃなくても、ラベンダー開花中(6月末〜)は来園者に開放していて、パンフレット(チラシ)配布もしているとの事でしたので。
突然、その話を思い出し。
「来週行くのは無理と思っていたけれど、今、時間あるじゃない!!」。
「チラシ欲しい〜!」
と。
気付いたら地下鉄からバスに乗り換えてユラユラゆられていました(笑)。
↑これ(写真下)が、欲しかった大学発行のラベンダーパンフレット。
三つ折りのパンフレットを早速、立ち読みする為に開くと・・・嬉しいオマケ!
ラベンダーキャンパスの絵葉書付き(写真上)でした。
太っ腹だなぁ〜、東海大学。
さすが私学。校舎も立派、と妙に感動。
正門入って直ぐの所から案内看板が出ています。
「おおー、ラベンダー畑!」と思ったら。
第四高校も敷地内に移転してきた時に畑を削って建設したので、半分くらいの面積になった(守衛さん・談)そうです。
目の前のラベちゃんが綺麗に咲いて。
「見て!」「撮影して行って」と
お星様みたいなお花が可愛い。
”シソ科あるある”で。
「シソ科のお花といえば蜂さんたちの職場!」と意識してから。
昆虫ニガテだけど。
過去に2度、蜂に刺されているけれど。
(アナフィラキシーは出ていません)
蜂とはコミュニケーションとれるようになりました。
今日も「働く姿を皆に伝えたいから。お仕事の邪魔しないから、フラッシュもたかないから。ちょっとだけ撮影させてね」と、お願いしたら。
写真下手な私でもズーム使わずに、こんなベストショットが撮れました
この蜂さんの働く姿。
BGMに”情熱大陸”流したいくらい「職人(職蜂?!)」っぽさがでていますよね(笑)
キャンパスのラベンダーを堪能した後は。
坂道を登って&降りて南沢神社へ。
住宅街の中にこじんまりと佇んでいて、入口が歩道の内側を向いているので、ウッカリすると見逃しそうなロケーションです。鳥居の横にラベンダー。
歩道にもラベンダーが植えられていて、南沢地区の皆さんがラベンダーを愛してらっしゃるのがヒシヒシと感じます。
この神社に来たかったのは、この碑を自分のカメラで収めたかったから。
こういった歴史がやがて、富良野の富田ファームに繋がって、現在の北海道を代表する夏の花風景=ラベンダーに繋がるのかと。
「原点」に立ってみたかったんですよね。
と、歴史のロマンを感じたいところですが。
森クラブの先輩から教えて頂いた話では。
6月の道新で「南区が北海道ラベンダー発祥と言われているが、実際は麻生が最初」との記事が出ていたそうで。
なんだか本家と本舗の争いみたいですね。
人間の事情は、あんまり絡ませたく無いですが「植物と環境を正しく伝えて行く」という使命がある私は無邪気に「ここが発祥」「ここは違う」とは言えませんので。
自分で開拓史資料を集めてみないとなぁ〜、掘り下げる必要がある話だなぁ〜。
と課題を抱え込んでしまいました。
人々が争わずに、綺麗なお花があって、その正しい使い方を知っていて、地区の人々がその植物を愛して保全して環境に活かしていけるのであれば、究極の話、在来&外来も、本家&本舗も、どうでもいいと思うのが私の気持ちです。
「人間に都合が良い(往々にして”お金になる”)から、大事」
「都合が悪い(”お金にならない”あるいは”生産性の邪魔になる”)から”いらない”」そういった”差別”は、何だか嫌だなーっと思っています。
(実生活ではそこを声高に言ってしまうと活動できないので言えずにいますが、本当は”雑草”と呼んで植物を選り分けたり、”外来種は邪魔”と親の敵みたいにするのは嫌な気持ちです。
南沢神社のラベンダー、よっぽど「美味しい」のでしょうか?
ここでも蜂さんたちがブンブンブン。
結構、数多かったなぁ〜。
確かに、香りも強く感じました。
辿り着くまでの坂道を上り下りしている時にも強く香っていて、ゆるく香る向かい風を追いかけて辿り着いたくらいですから。
リナロールっ!! って感じ?!
前日まで雨が続いていたり気温が低かったりしていたし、酢酸リナリルも加水分解して、(R)−体過剰リナロールが香りまくっていたのかも?!
なんて、なんちゃって化学な妄想してみたり。。。
そんな事を感じながら「本日のラベちゃんツアー」終了。
真駒内駅に戻る為に南沢神社最寄りのバス停でバス待ち。
だいたい30分間隔で運行されています。
書き忘れましたが、南沢神社は駐車スペースは無さそうですし、東海大学も学内関係車両以外はキャンパス乗り入れ禁止のようです。
(一般向け駐車場もあるようですが、結局は、ちょっと歩くみたいです)
植物探訪の旅は、できるだけ環境負荷をかけない公共交通機関を利用したいですね。
そうそう。
私、最近バスや地下鉄を乗継いでアチコチふらふら出かけているので。
「時間かかるでしょう?」「時間、勿体なく無い?」と言われるのですが。
逆だと声を大にして言いたい!!です。
今日は、まとまった移動時間が多かったので、レイチェル・カーソン関連の本を2冊読了できました♡”
『沈黙の春』は環境論のバイブル書。
やっと読めた〜!!
ラベンダーを巡る本日の旅はこれで終了ですが。
ラベンダー学習&蜂さんの職場取材の妖精ちゃんからのお礼とでも言う様に。
ウッカリ大通で乗り換え下車せず札幌まで行ってしまったついでに。
チカホで札幌→大通の街歩きを楽しんでいたら。
北海道のクラフト作家さんの作品のショップが出ていて。
どの商品も素敵なクラフト。
そんな中、発見して即購入したのがコチラ。
ラベンダー畑と青空が素敵でしょう?
ガラスのペンダントトップの類いは「重い」のが身につける時のネックになるのですが。
ここの作品、驚きの軽さ!!
しかも感心したのが、チェーン部分。
「ひも」なんです。
妖精ちゃんは金属がニガテ。
そんな私も最近は金属や精密機械がニガテ。
特に夏場に金属アクセサリーを付けると汗や金属サビで肌荒れを起こすので。
そんな私に「ひも」はストレスフリー。
しかも!!
このひもの「結び」が目からウロコで。
長さ調節出来る様に結んであるんです。
2個ある結び目を持って、引っ張ると長くなったり短くなったり。
長くした状態で被って。そこで短く調節したらプリンセスサイズのネックレスにもなってしまうという優れもの。
チェーン2本持たなくていいのがエコだし、体にも優しくて嬉しい!!
この「多様性」「機能性」「合理性」を「北海道らしさ」と言わず何と言う?!
このシリーズ、ちょっとコレクションしたくなっちゃいました。
雪のデザインのもとっても素敵だったのです。
来月の義妹ちゃんのバースディプレゼントも、このシリーズから選ぼうかなぁ〜!!
あんまりにも気に入って「もう一つ欲しいけれど、予算オーバーだぁ〜」とぼやいたら。
「こちらはチェーンを使っていますが、今日が最終日なのでプライスダウンしています」と紹介して頂いたコーナーで出会った作品。
写真じゃわかりにくいですが、「草」が入っているんです。
何の草か解らないとの事でしたが、レモングラスとかシトロネラとかっぽいシュッとした草と、タンポポの綿毛のようなモケモケが滴型の中に詰まっているのが可愛いんですよ♡”。
もうヒトメボレ!
久石譲さんが映画「ふたり」のために書いた『草の想い』という大好きな曲があるのですが、このペンダントトップはその曲とピッタリ合うんです。
心の中でこのペンダントトップも『草の想い』と呼んでいます。
近いうちに、この草の想いペンダントも「ひも」に交換する予定です!!
こんな素敵なご褒美を貰えたので。
少なくともラベちゃんを怒らせてはいないでしょう。
「暑い中頑張ったね」のご褒美を胸に、もっと勉強して。
もっと植物の思いを伝えていけたらと思います。