先日の下川町フィールドワークツアーで1日目のセミナー&クラフト『無農薬栽培のドライカモミールでティーバッグ作り』でお世話になったNPO法人 地域おこし協力隊 SORRY KOUBOUさん。

「自分で育てているしハーブティー用のドライハーブも自分で作れる」という人が恐らくハーバリストの中には沢山いらっしゃるので、そんな方はそんなに感動しないのかもしれませんが、私の様に「色々飲んでいるけれど、自分では育てていない」という人間には、とっても感動ものの風味でした。

カモミールティー初心者の人よりも『飲んだ事はあるけれど...』という人にこそ飲んで違いを実感してもらいたいカモミールです。

特別な事はしていない。
でも基本的な事を手を抜かずに、1つ1つの作業を丁寧に。
植物と向き合って作られたドライハーブだと感じましたし、このカモミール達自身にも『大事に育てられたのを判っている』という力を含んでいると感じました。

『大事に育てる』というのは生産量を上げるためにせっせと栄養を与えて”お世話”する事ばかりじゃないんですよね。

植物の力を信じて。最低限の手助けしかしない。
時には弱い個体が淘汰されるのも黙って見つめて、見守って。
だからこそカモミールも厳しい下川町の気候の中でも優しく逞しく育つ。
そんな背景が、そのまま風味として感じられるドライカモミールです。

交流会でお話しをさせて頂いた際『手作業が多くて量産できず、そのためコスト高になってしまって...』と申し訳なさそうにおっしゃっていましたが、それだけの価値はあると思うし、価値のあるものに払うお金は正統な権利だと賢い消費者は理解できる素地が今の日本にはあると思います。

ツアー中のお買い物タイムでSORRY BOUBOUさんのカモミールパックが出ていたので購入して来て家でも飲んでいますが、1袋(7g)しか購入して来なかったので、大事に大事に味わっています。

風邪ひきさんが増えて来ているこの季節には、心強い心身の応援団です。

折角の、風味が素晴らしいカモミールなのでシングルで飲む事が多いですが、時々2番煎じにリンデンとブレンドしてハチミツ(リンデンか百花)を入れたりしています。
はぁ〜 優しいハーモニーが染み渡る〜

本当は2〜3袋購入しておきたい気持ちがあったのですが、前日に「生産量が少ない」と聞いていて、実際ディスプレイに並んでいた袋の数も人数ギリギリっぽくて。
ご一緒の方々には私以上の遠方からいらした方もいて。
そんな方にこそ、まずは好きなだけお持ち帰り頂きたい。

私は1袋飲んで。
飲み切った時に、また多少手間や時間がかかっても都度入手方法を模索するスタンスでいようと決めています。

手間ひまかけて作られた物だからこそ、購入も1袋1袋大事に。
手間ひまかけて「やっと手に入れた感」も一緒に得たい...そんな距離感『とっておき』のハーブティー。

懇親会では名刺交換をさせて頂いたので「また、そろそろ1袋欲しいです〜」っとワガママなお手紙を出したところ、とっても心温まる写真の絵葉書をいただきました!!

カモミールと1匹だけちょこんとトッピング(?!)されているテントウムシが可愛くて癒されます。(それ以上にお葉書の文章に癒されましたが、中身は、これからカモミールの秋植え作業が始まるらしいという以外は内緒♡”)

そうして。
札幌近郊在住の皆さん! 朗報ですっ!!
SORRY KOUBOUさんが11月・札幌でイベント出店されるそうです
やったぁ〜 徒歩圏内で買える♡”

イベント名:北のアメ横
日時:11月18日(金)〜11月20日(日)
場所:アクセスサッポロ


私もこのイベントで、また1袋購入の予定です
もし石鹸とかも買えるようであれば、欲しいなぁ。
わーい。今から楽しみ〜

皆さんも是非! 
1か月後ですから、今からスケジュールを空けておくと良いカモ(←カモミールだけに ちょっと寒かったですね。スミマセン


余談ですが、会場のアクセスサッポロ(の駐車場....川を挟んで飛び地にある方)は、妖精ちゃん遭遇ポイントです。
キノコのフェアリーリングは3日で消えましたが、素敵カモミールを持って歩いていたら見える方なら妖精ちゃんに会えるかもしれませんね〜(私はまだ見えないけど)。