ひさかたの 雨も降らぬか 蓮葉(はちすば)に
溜まれる水の 玉に似る見む
(詠人不詳)
横書きだと風流さに欠けますが、万葉集にも詠われる蓮。
睡蓮は北大の植物園でも見る事ができますが、蓮って咲いている所を実際に見た事がないなぁ〜っと思いまして。
去年から「見たい、見たい、見に行きたい〜!!」っと探していたのです。
8/20に1日限りのバスツアー(豪華ホテルでのお食事&温泉入浴付きでした♪)の案内を頂き、行って来ました♡”
生憎「今年は天候の悪さで花付きが悪い」とのお話で。
更にツアー日は雨が降ったり止んだり。
一部地域では洪水警報も出ていた時。
咲き乱れる蓮花の池という写真は撮れませんでしたが、まさに万葉の歌人が詠んだとおりの情景を見て実感する事が出来たのは大きな収穫でした。
雨風の強い一日でしたので、葉(撥水性があるので玉になりやすい)の上を風にゆさぶられ、水の玉がコロコロ転がりながら大きくなったり、小さくなったり。
ずーっと眺めていても飽きません。
施設の方は「今年は花が無いから見ても楽しく無いでしょう?」と気遣って下さいましたが、なんの、なんの。
「これから来年も再来年も来ると思うから、むしろ貴重な経験ができました」と。
本気で一人、思う存分楽しんできました。
やっと咲いている1輪を見つけたけれど、遠過ぎて...(ノ_-。)
最大限に寄っても、この状態。。。
帰りに、花托をドライにしたものが売られていたので3個買ってきました♡”
シャワーヘッド〜!
まだ種が入っているので持って歩くとカラコロ音がするのです。
この音がまた、イマジネーションを刺激してくれる音だったりするんですよね♡”
この連休中に知り合ったばかりの方から蓮のお話がでたので、凄い偶然〜!!
っと嬉しくなり「そういえば8月の出来事、全然ブログにアップしていなかったわ」っと今頃ですが書かせて頂きました。
万葉の歌人は『蓮葉に玉になってる水が見たいから、たまには雨でも降ればいいのに』なんて語っていますが、最近の雨の多い札幌では「もう少し”秋晴れの天高い空”を楽しみたいな」...という気分です。