2年前に初めて(本格的に)アロマやハーブのお勉強を始めた時から、漢方&薬膳のお話は私の周りにまとわりついていましたし、それ以前にも子供の頃からの虚弱をなんとかしようと、まずは母が私の今の年齢よりちょっと若い頃に薬膳を齧っていたり、私自身も漢方薬局で調剤して頂いたりしたのですが、何せ「飲みずらい!(ぶっちゃけるとマズいっ!&臭い!)」というトラウマなようなものがあり、他にも「飲むとやたらと火照る」というのも不快感で、ずーっと見て見ぬ振りをしていた領域でした。

お陰で、私が受検した時のアロマテラピー検定の試験問題に
「五行に含まれない物を以下語群の中から選びなさい」
という出題があり
「風、火、土、金、水」という選択肢の中で「金」を選んだ大バカ者です。

かなり自信満々に風火水土だから…と思って選んだのですが、これじゃ四元素で五行じゃないですよね。
数も数えられないの?! ほんと何考えて答えてるのかしらね。

この記憶と悔しさがずーっとあって、いつかリベンジ(漢方を制す)と思いつつ周りに詳しい先生が沢山いらっしゃるからお任せしちゃえばいいもんねー、なんて思っていたのですが。
ついについに。
「もう避けて通れないんだよーん」という天啓が?!

この先生になら習ってみたいと思っていたS先生。
でも全国飛び回っている方だし、札幌で講座をされてもきっと人気で初心者の私なんか入れる余地なし…という思い込みを言い訳にグズグズと避けていたのですが、何の問題も無しにお話をお聞きする事が出来て。

思っていた以上に深い所に触れる事ができて、私の中の漢方&薬膳のイメージが一新されました。
今の漢方や薬膳って、そこそこ美味しくて、そこそこオシャレにもできて、何より無理が全然ない! その「無理がない」が本来の基本なんですよねー。
納得。
検定テキストが、良くまとめられているので購入しましたが、残念ながら今の所北海道に受験会場はありません。
ゆるゆる~っとお勉強しておいて、2~3年後に北海道にも受験会場が出来た時に興味があれば受けてみるのもいいかなと思っています。
試験や資格よりも使える事、使える知識を持つ事が一番の目的なので。

アロマやハーブの世界に足を踏み入れたキッカケは「お肉が食べられない私の食を支えてくれる植物の力をもっと知って有効に使いたい」という想い、欲張れば「医食同源」レベルまで知恵を得る事が出来れば。。。という理由。
医食同源=薬膳や生薬を学ぶなら、まずは漢方をシッカリ理解する事と先生にも今回釘を刺され、性根を入れ替えている所です。

今回のセミナーでは舌診の見方(傾向)も教わり、自分の舌を見て改めて「まさに!」っと思う事のオンパレード。
このタイミングでこの先生にコレを習う…という出会いは本当に大事ですね。