引き続き石狩浜ウォーキング。
ヴィジターセンターから札幌方面へ。
海岸沿いの道を歩きます。
こちらは『石狩浜海浜植物保護センター』前のハマナス再生園。
看板の下には赤く色づくハマナスの実。
台風一過の天候の日なのに。
結ぶ実の健気さに心が震えました。
自然って凄いですね。
脆くもあり、強かでもあり。
そのどちらをも「自然」として粛々と受け止める。
足掻くのも人生の歩き方の一つだけれど。
こういった「自然体」
心も体も身につけたいお年頃になっているなと身に染みます。
逆らわず。
流されず。
泰然自若というのでしょうか。
余裕の無い時ほど
この言葉と
この景色を
思い出そうと心に刻みました。
日本海の波音に誘われて。
台風は過ぎ去りましたが、まだまだ波は荒く
”初冬の海”の様相。
住人は見当たりませんでしたが
何の巣穴でしょう。
中には冬ごもりの御馳走が蓄えられているのでしょうか?
荒涼とした景色の中に
逞しい命の営みを感じます。
ひとりぼっちのハマニガナのお花。
こういう状態のお花に出会った時。
私は心の中で密かに『ぼっち花』と呼んでいます。
この健気さ。
心がキュ~っとしてしまいます。