和薄荷の蒸留を見てミント!双葉
っと。
暑さ吹き飛ばす寒いダジャレを言いながら向かったのか。
真偽のほどは、うやむやにしつつ…
にひひ

北見ハッカ記念館・蒸留館にて。
水蒸気蒸留の様子を見学&写真撮影させて頂きました。


こちらでは午前と午後。
1日に2回、蒸留(デモンストレーション)をされているそうです。
記念館では館長さんが丁寧に説明&アドバイスして下さいます。

そのアドバイスに従って。
フォトジェニックな蒸留後の時間を狙って蒸留館を訪問。

お片づけから次の蒸留に向けての準備など。
見学しながらお話を伺いました。




アップこちらが蒸留実演で使っている蒸留器の左半分、冷却槽と分水器。
右半分(写真向かって左の見切り)には蒸留釜(ガスバーナー)と蒸留槽があり、この写真部分と上部の導管で繋がります。




アップ蒸留槽にセットされた次回蒸留分の和薄荷。
最終改良品種の和薄荷「ホクト」をメインに他品種の和薄荷数種類をブレンドしているそうです。
蒸留槽の中のハッカ重量はザッと700~800gほど。
この下に水蒸気の元となるお水も入っています(上げ底)。
この装置&重量でどれだけのオイルが採れるかは後程。




アップ上写真の蒸留槽に蓋をしてシッカリ密閉中。
槽と蓋との間にはゴムパッキンが挟まって精油成分を含んだ水蒸気が逃げない様、工夫されています。
蓋の上からの導管が最初の写真の冷却槽に向かって伸びているのも見えます。
冷却槽の中には常温の水道水が満たされており、その中を導管が細くコイル状となって下方へ伸びていて、コイル状の導管の中を水蒸気がゆっくりと冷却され液化しながら重力に従って降りて行き、最初の写真の分水器へと注がれます。




アップ分水器から集油した取卸油とハッカ水
試験官の中で比重の関係でハッカ水(下方の白い液体)、と取卸油(上部の小金色の液体)に別れます。
市場に流通いているハッカ油はこの取卸油を更に精製(脱脳・再蒸留)して無色透明にしたもの。
和薄荷の底力はハッカ脳(L-メントールの結晶)にあるのに。
私の持っている和薄荷のエッセンシャルオイルも多少は色が着いているけれど、取卸油ほど濃くないので脱脳されていたのかなぁ~はてなマーク…と、新たな疑問&研究課題が…。
(これはメーカーの差異という部分で、この場で聞く事ではなかったので疑問持ち帰り)




アップ取卸油を現地調達。
レトロなパッケージも個人的に好みです♡”
ここから自分で脳(結晶)を取り出す事もできるんですよニコニコ
なんと冷蔵庫に入れるだけ。
誰でも簡単に実験できますので、興味&チャンスがある方は試してみて下さいね。




アップ立派なハッカ脳のサンプル。
ここまで立派な物は工業レベルでなければ作るのは難しいですが。
ちょっとした欠片なら取卸油→冷蔵庫で、お手軽入手!
取り出したハッカ脳の一番簡単な利用法は和紙等に包んでタンス&クローゼットへ。
樟脳の様に衣類等の防虫&防カビ&防臭に使えます。
(もれなくミントの香りも付きますが・笑)




アップハッカ水。
運が良ければ無料で頂く事ができます。
オススメは毎月第3日曜日。
北見ハッカ蒸留館の『ハッカの日』の午前中。
(午後だと来館者の多い日は無くなっているそうです)
ミントティーの試飲もあり、ミントウォーターも頂けました♡”
こちらは、1家族1本の配布なのでお気をつけ下さいね。
私が2本持っているのは別の場所でもう1本頂いたからです♪
良く見たらラベルの色合いが違うでしょう?!