引き続き古代エジプト繋がりで、睡蓮をフィーチャー。

恥ずかしながら私。
エジプト美術で「ロータスやパピルスが良く描かれている」という解説を今まで色々な場所で何度も読んで来て。

ロータス=蓮
っと思っていたのです。

ですがエジプトの国花は現在もヨザキスイレン。
古代からこの植物がナイル河畔に多く自生していたそうで。
エジプト美術で言われる「ロータス・モチーフ」は蓮ではなく睡蓮だったのだと今更ながら理解しました。

ここで頭の整理。

蓮
和名:ハス
英名:Lotus
ハス科 ハス属

睡蓮睡蓮
和名:スイレン
英名:Water Lily
スイレン科 スイレン属

似て非なる蓮と睡蓮叫び
うっかり頭の中でゴチャゴチャにしてしまうところでした。

今後、TVや展覧会などで「エジプトのロータス・モチーフがホニャララ…」という解説を見聞きしましたら。
「ヨザキスイレンを描いているのね」と脳内変換できると一味違うかもしれませんにひひ


この睡蓮はヨザキスイレンではないのですが、色・花姿から熱帯種と思われます。
(詳しい説明書きが無かったので自信はありません)

瑞々しくて美しいお花。
色々な形にして「いつまでも側に置きたい」「残したい」と思う感動は、今も昔も変わらないのだなぁ~とカメラを片手に4000年の時を超えて想いを馳せた私です。