こんにちは。
緊張を味方にかえるメンタルトレーナー 吉田麻里です。
学生のころ、漢字や英単語を覚えるとき、どのように勉強していましたか?
私は、発音しながら英単語を書いて覚えてたように記憶しています。
アメリカのパデュー大学のカーピック博士らの研究で、
「勉強は、教科書を復習するより、問題を解くほうが効果的だ」というような論文が発表されました!
この実験は40個のスワヒリ語の単語テストでした。
学生を4グループに分け覚える方法を変えます。
そして、満点取れるまで、次の方法を繰り返します。
満点取れなかったら
①再度40問を全部見直して、再び40問のテスト
②間違えた単語だけ見直して、再び40問のテスト
③再度40問を全部見直して、間違えた単語だけ再びテスト
④間違えた単語だけ見直して、間違えた単語だけ再びテスト
さて、覚えるのが一番早かったのはどのグループでしょう?
実は、グループ間の差はなかったんです。

でも、
一週間後、同じテストをすると・・・
①と②はおよそ80点(テストを毎回全40問やった)
③と④はおよそ35点(テストを毎回間違えた単語だけやった)
なんと!2倍以上、点数に差が出たんです

「IN PUTを繰り返すより、OUT PUTを繰り返すほうが、脳回路への定着がよい」
すなわち、「参考書を繰り返し読み込むよりも、問題集をやるほうが、効果的な学習が期待できる」
ということです。
そういえば、簿記の資格試験の勉強をする時、テキストを読むより、ほぼ過去問を解いてました!
脳の仕組みに合致してたから合格できたのかも

脳にとっては、情報をIN PUTすることもOUT PUTすることも両方大事なのですが、
どちらかというとOUT PUTオシです。

なので、私はよくブログで本の内容を紹介させていただくのですが、これもOUT PUTです。

読んで理解したつもりでも、書いて紹介しようとすると、内容を思い出しながら使うことになりますよね。
そうすることによって、記憶が増強するんです

(今日も『脳には妙なクセがある』 池谷裕二著のOUT PUTです!)
今日も私のOUT PUTに最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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吉田 麻里