こんにちは。
ダンサーのためのマインドアップコーチ、吉田 麻里です。
ピグマリオン効果という言葉を聞いたことがありますか?
アメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールによって提唱されたもので、
「人は期待されたとおりの成果を出す傾向がある」というものです。
ローゼンタールが実際に行った実験なのですが、ある小学校で知能検査を行いました。
クラス担任教師には「これは今後成績が伸びる生徒がわかるテストだ」と伝えましたが、実際は普通の知能テストでした。
テストの後、ローゼンタールは結果に関係なく無作為に生徒を選び出し、「今後成績が伸びるのはこの子たちだ」と担任教師にこっそり伝えました。
担任教師はこれを信じ、選ばれた生徒たちに期待しながら指導しました。すると一年後、同じテストをした結果、選ばれた生徒たちは、そうでない生徒たちに比べ明らかに成績が上がっていたのです!
担任は特にあからさまにその生徒たちだけに期待しているそぶりを出していたわけではありませんでしたが、その生徒たちは先生の期待を感じ取り、それに応えようとしたのでしょう。
このように、ウソのない期待がモチベーションをもたらし、パフォーマンスをアップさせるのですo(^-^)o
これは、学校などの教育現場だけでなく、職場や家庭などででも適用されます!
もちろんダンサーやアスリートにも!
そして、このスタンスは、私たちコーチにとっての基本です。
コーチは、クライアントの成功を、本人たち以上に期待し、信じています。
クライアントはそのメッセージを言葉だけでなく非言語(表情、しぐさ、視線、声・・・等)からも受取り、影響を受けるのです。
私の勤めるダンススタジオのスタッフも、多くの生徒さま、先生、応援してくださる観客の皆さま(そして私の多大なる)期待をパワーに変えて、インターその他の競技会で素晴らしい結果を出してくれました!(≧▽≦)
↑島田·村松組 名古屋インター 3位、九州インター 6位
大阪インターセミファイナル
藤原·桑原組 九州インター 初セミファイナル
上原·家入組 PDオープン戦 6位
おめでとうございます!о(ж>▽<)y ☆
皆さんの期待を胸に、さらなる高みを目指してくださいね(*^▽^)/★*☆
今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。