こんにちは。
ダンサーのためのマインドアップコーチ
吉田麻里です。
あなたは「ヒトの脳のピーク」っていつだと思いますか?
私も、黒川伊保子先生の 『成熟脳』―脳の本番は56歳から始まる― を読みつつ考えました。
私自身、振り返ってみると、小学校高学年から中学生の頃が一番記憶力が良かったように思います。
そしてその頃覚えたことは、今も頭に残っていることが多いかも・・・
脳細胞の数でいうと、生まれた瞬間が一番多いそうです。
そして3歳までに生まれてきた環境に必要な脳細胞だけを残し、あとは劇的に減らしてしまうのだそう・・・
でも、ヒトの脳を装置に見立てた場合、入力装置としてのピークは28歳だそうです。
前半の14歳で感性が整い、おとな脳が完成。後半の14年間、28歳までは記憶センス抜群の勉強好機でもあり、スポーツの能力を高めるチャンスでもあるとのこと!
だからこの時期の特徴は、がむしゃらに頑張る(*^▽^*)
そしてその次の28年間は脳の回路に優先順位をつけていく時期。
だから誰しも悩み、迷い、惑う年代・・・三十代、四十代。
私の周りにいるダンサーのほとんどがこの年代です。
がむしゃらに頑張りながらも、悩み、惑う。失敗しながらも、それを経験値としてさらに挑戦し続けている。
これが29歳~42歳のころ。ダンス以外のことにも迷う時期。
そんな彼らを身近に感じながら、「大丈夫!この経験が成長への糧になるんだよ」って伝えていきたいと思っています。
そんな三十代を乗り越えた四十代・・・競技選手として成功体験を重ねながらも、次のステージも視野に入ってくる頃。
現役を続ける?独立はどうする?子供は欲しい?
選択肢、優先順位、決定・・・
体力の衰えに焦りを感じ始めるけれど、積み重ねた技術に円熟味が出てくるのもこの頃です。
43歳~56歳。
実は、私も現在、ギリギリこのお年頃・・・(;^_^A
黒川先生曰く、「五十代は本質を知る脳」そして56歳からは「脳の出力性能最大期」だそう!
健康でありさえすれば、ここから84歳までが、ヒトの脳が最も使える時期とのこと(^^)
自分脳がまだピークに達していないと思えると、まだまだ成長できそうで、これからの人生がとっても楽しみ♪
孔子の
「子曰く、吾 十五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順う。七十にして心の欲する所に従いて矩を踰えず(のりをこえず)」
はすべての脳にあてはまります。
脳は老化するのではなく、進化しているのです!
脳の成熟を楽しみにしつつ・・・(≡^∇^≡)
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。