こんにちは。
ダンサーのためのメンタルサポーター
吉田麻里です。
あなたをパフォーマンスアップのためのステイト(ココロとカラダの状態)に導くアンカリングについてお話しますね。
アンカリングとは、特定のポーズや一連の動作(ルーティン)に望ましいステイトをひも付けする(条件付けする)ことによって、本番であなたの力を最大限に発揮するできるようにするためのスキルです。
NLPでは、このように「情報(刺激)」と「反応(感情)」を意識的に結びつけ、役立たせるための状態を作る作業を「アンカリング(アンカーをかける)」といいます。
このときの何かを引き起こすための外からの刺激「トリガー(引き金)」、内部の反応をマーキングしたスイッチを「アンカー」、そしてその内部の反応を引き起こすことを「アンカーを発火する」と呼んでいます。 (出典『手に取るようにNLPがわかる本』加藤聖龍)
アンカーにはいくつか種類があるのですが、ここでは試合、競技会などの本番で役に立つ「リソース・アンカー」をご紹介しますね。
(私も競技会で踊る前にアンカーを発火させます!)
まず最初にトリガーとなる刺激(動作・ポーズ)を決めておいてください。
日常によくする動作でないこと、かつ人前で行えるような動作であること。
そして、ユニークな刺激であることが必要です。
(例)イチローのバッターボックスでのポーズ、耳を引っ張る、手の甲を合わせるなど
ポイントはステイトの強さとタイミングです。
○アンカーをかけるには、過去の経験の中で、本番で一番必要だと感じられる感情と同じ感情に満ちていた時を思い出します。
やる気満々の時、とても集中できいていた時、頑張れた時など、なんでもOKです。
〇決勝戦で踊ったあの時の集中力、オナーダンスを踊った時のあの誇らしさ、表彰台でのあの達成感などを思い浮かべて、たっぷりとその時の感情に浸ってください。
ステイトの強さがアンカーの強さを左右します!
その時の感情が高ぶっていくと、胸が高鳴ったり、笑顔になったり、体が熱くなったりする人もいるかもしれません。
今です!! このタイミング!!
○感情はピークを迎えた後、徐々にさめていきます。なので、そのワクワク感が最高潮に達するすこし手前でポーズをとり、ピークを迎えたらポーズを解きます。
〇これを繰り返しをおこない、ポーズをとったらそのステイトに入れるかチェックします。
〇そして、実際にそのポーズをとった時、望んでいステイトに入れれば、アンカーの完成です(^^)
最初、1人では難しいかもしれません。
でも大丈夫です!繰り返し練習すれば必ず出来ます!
そしてアンカーは積み重ねていくうちに、どんどん強くなっていくんです(๑˃̵ᴗ˂̵)و
もし1人では難しいなぁーと思った方は、コーチを利用してみましょう(^^)
コーチのファシリテートで、スムーズにアンカリングができると思いますよ(^^♪