S&P500は史上最高値を更新 消費者物価指数高い伸びだが、長期金利は低下 | 山あり谷あり 投資の記録

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 6月10日のダウは、19ドル高(+0.06%)とわずかに上昇しました。米国の株式市場を代表するS&P500指数は、5月7日の以来の史上最高値を更新しました。

 5月の消費者物価指数 (consumer price index)が発表されました。前年同月比で+5.0%と予想の4.7%を上回る伸びとなりました。2008年8月以来の高い伸びでした。これを受けて、長期債利回りは、一時上昇しましたが、結局は1.459%まで低下しました。物価上昇は、一時的だとするFRBの言葉に沿った動きとなりました。

 ヨーロッパでは、イギリスだけが上昇しました。

 セクターでは、7が上昇しました。昨日に引き続き、ヘルスケアがベストでした。一方、長期債利回りの低下で金融がワーストでした。

 ダウ構成銘柄では、20が上昇しました。アマゾンの進出懸念から下落したウォルグリーン・ブーツが盛り返してきました。

 ナスダック100では、84が上昇しました。歯列矯正のアライン・テクノロジーが+4.55%でベストでした。南米のアマゾンと呼ばれるメルカド・リブレが2位でした。