なぜ香りを仕事にしたのか…
ここにたどり着くまでに
実は、少し時間がかかりました。
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「本当は、みんな知っている。」
•自分がどう進みたいのかも
•どんなふうに生きていきたいのかも。
本当は、ずっと前から
すぐそばにあったはずの声。
けれど現代では、
その声は少し遠くなってしまったように感じます。
忙しい日々の中で
気づかないうちに
自分の本当の気持ちや感覚を
後回しにしてしまうこともあるから。
そんなとき...
そっと感覚を呼び覚ましてくれるのが
古くから生き抜いてきた植物や花たちの知恵
だと感じています。
それを私たち祖先は、
ずっと知っていたのだと思うのです。
香りは
ただ「いい匂い」というだけではなく
大地に根を張り
太陽や雨を受け取りながら
静かに力を蓄えてきた植物たちの
その命の記憶が
香りとなって
私たちに届いているもの。
その力を借りて
自分の感性を開いていく。
もしそれが
私たちがもともと知っていたことを
思い出していく時間だとしたら。
私はただ
その時間に
そっと立ち会っているだけなのかもしれません。
忘れていた感覚や
遠くになっていた声を
もう一度
手繰り寄せるように触れていく時間。
そのお手伝いを
ほんの少しさせていただいている。
そんな感覚で
この仕事をしています。
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拒んでいると
声は聞こえなくなり
自分のやりたいことも
見えなくなってしまう。
けれど
少し手放してみると
案外その声は
すぐ近くにあるもの。
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だからきっと
私はそれを届ける担い手として、
“香り”だったのだと思います☺️



