昨日のニュースを見てからまたしても涙腺弱くなってます。
海老蔵さんの会見を見ているうちに、当時の主人と少し被って見えてきて…(状況は違いますけど💦)
入院してしばらくしてからの医師たちからの説明で、
お腹の赤ちゃんを生きて出産するには帝王切開しかないこと。
それでも赤ちゃんの生存率はかなり低いうえに障害を持って産まれる確率は高い。
羊水が殆どないから母子共にかなりハイリスクな手術なこと。
私の場合更に胎盤が丁度メスを入れる場所にあったため、出血量が多くなるであろうこと。
最悪母体の命も保証出来ない。
そんな事を言われて主人はどんな思いだったんだろうか。
「娘もまだ小さいし…」主人は絞りだすようにやっと言った
お腹の子を助けたい
でも、それを優先すると娘を母のいない子にしてしまうかも…
主人の答えを待たずに私が
「1%でも望みがあるなら、この子を助けて欲しい」
と言ってしまったので、主人は私の気持を優先させてくれた。
昨晩お義母さんが当時の事を話してくれた(真央さんの話の流れで)
「パパが「ママの命も保証出来んて言われてどう言える?どうできるよ…○○ちゃん(娘)だってまだ小さいんに…」 て涙流してた事もあって…」と。
真ちゃんは2月に入って推定体重的にも週数的にも『生存率97%!』とお墨付きをもらっていた
なのに、いざその時になったら手術室から出てきてすぐに家族と少し対面できるって話だったけど
手術室から出てきてすぐに凄い勢いで主人の前をスルーされたらしい。
その後主治医からの説明で我が子の余命宣告&延命処置をするかどうかの決断を迫られた。
私が手術室から出てくるまでどんな気持ちだったんだろうか。
私が入院していた期間、そしてあの日の約2時間をどんな思いでいたんだろう…
我が子と妻をもしかしたら両方失うかもしれない不安と恐怖と闘ってたんだと思う
手術が終ってから主人から何度も「ありがとう」を言われたけど
真ちゃんを命がけで産んだことに言われてたと思ってた(もちろんそれもあると思う)
でも、もしかしたら
『私が生きて手術を終えたこと』に言ってたのかもしれない。
大切な人を亡くすかもしれない不安や恐怖
愛する人を亡くした哀しみや辛さは
それを経験した人にしかわからない。
主人の気持ちや心配、辛さを解っているつもりだった
でも、全然解ってなかったなぁ…と
海老蔵さんの会見を見ながら考えてました。
私はお腹の子と実家に預けてた娘の事ばかり気にかけていたけど…
主人はもしかしたら(子ども達のことも心配してたけど)私の事を1番に考えて心配してくれてたんじゃないかな…
真ちゃんを亡くしてから、その哀しみや辛さに蓋をして必死に家族を養うためにお仕事頑張ってくれてるっておもってたけど…
私が入院した時からすでに、不安や恐怖と闘いながら必死で働いてくれてたんだね。
私にもほぼ毎日会いにきてくれて…
主人はもう半年以上もそんな精神状態で働いてくれているんだな…
不謹慎かもしれないですけど…
海老蔵さんの会見を通して
主人の深い愛情に気付けました。
真央さんの大切な方達がちゃんとしたグリーフケアを受けれますように…
そして、真央さんのご冥福を心よりお祈りします。