アメリカの牛肉施設再点検スタートという記事引用
米政府、牛肉施設の再点検スタート
農水省は、米政府が米国内の牛肉輸出施設の再点検を現地時間で24日に始めたことを明らかにした。在京米国大使館から連絡があったという。米側の再点検は、先月末に開かれた日米政府の専門家による会合で実施が約束されたもので、米国産牛肉の輸入再開に向けた重要な手続きと位置づけられている。
専門家会合では米政府による再点検とともに、日本政府が消費者との間で牛肉輸入再開を巡る意見交換会を開くことが決まった。全国10カ所で開かれた意見交換会は24日に終わっている。2週間前後かかると見られる米側の再点検が終わり次第、日米政府は再び会合を開いて、牛肉輸入再開に向けての具体的な手順を協議する予定だ。
18日に米側が提示した再点検項目の最終案では、日本政府が求めていた(1)牛海綿状脳症(BSE)の原因物質が蓄積しやすい特定危険部位の除去マニュアルの確認(2)作業従事者らが日本向け輸出条件をどれだけ理解しているかのインタビューによる確認、の2点が盛り込まれた。「日本の要望はおおむね反映された」(農水省幹部)という。
以上アサヒ.comのニュース引用。
しかし、日曜日の報道特集では、すごいスクープを放送していた。
アメリカのニュージャージー州で、今は閉鎖されている競馬場の付属レストランで食事をしていた人が、BSEによるヤコブ病とそっくりの奇病で、短期間の間に、17人も死亡していたという。
死亡診断書には、ヤコブ病と書いてあった。しかし、アメリカ政府が、昨年調査したときには、ヤコブ病は、このうち10人だけとなっていて、あとは不明となっている。異常プリオンが発見できなかったらしいが、専門家は、異常プリオンが発見されなくても、症状からヤコブ病であるとされる例もあると語っていた。
そのレストランでは、Tボーンステーキを出していたらしい。問題の脊髄を含む部位だ。
アメリカの牛肉検査官は、検査のためにラインを止めると4000ドルの損害だといわれて、検査できなかったと語っていた。
お金のために、大勢の人が死んでもかまわないし、政府もその事実を隠蔽するというのは、あまりにもひどすぎる。
アメリカの大金持ちや権力者、牛肉加工業者のトップがどういう肉を食べているか、知りたいものだ。
レーガン大統領は、アルツハイマーと診断されているが、今はどうしているのだろう。
アメリカでは、アルツハイマーと診断されている人の中にヤコブ病がまざっているという報道資料をこのブログの過去記事で引用している。
これだけの事実を隠蔽して、アメリカにBSEによるヤコブ病は存在しないと発表しているアメリカ政府は、大うそつきもいいところだろう。
そして、日本人にもその牛肉を食べさせようというのだろうか。