私の職場のこと
今日、私の職場で、異例の出世をした人と、おしゃべりした。
「どこにすんでるんですか」
「大宮」
「へえ、駅の近く?」
「いや、:東武野田線で、大和田ってとこ」
「マンション?」
「いや、豪邸だよ、300坪の。俺は、田舎の社長の息子でね」
といったあと、ささっと逃げるように、いなくなってしまった。
コンピューターの管理、調達などを受け持つシステム管理室室長という職である。
前々から、このポストにつくと、みんな、家を買ったり、買い換えたりするなあと思っていた。
でも、聞きもしないのに、田舎の社長なんて。
ちょっと、弁解チック。
本当に田舎の社長なのだろうか。
彼は、新潟出身で、昔、田舎からお米を送ってくるといって、みんな(特に上司)にお米を贈っていた。
せめて、田舎の土地を売ったくらいなら、信憑性があるのだけれど。
私が入ったばかりのとき、H社の営業の人が、「年間1万円以内なら、賄賂にならないんですよ」
といっていた。
賄賂なんて、私には、縁がない話だ。
うらやましい~。