ビフィズス菌がインフルエンザ予防に有効!!
ビフィズス菌、インフルエンザ予防に効く?
ビフィズス菌を多めに取る高齢者は、免疫機能が高まり、インフルエンザウイルスに感染しにくいという研究結果を、森永乳業栄養科学研究所(神奈川県座間市)がまとめた。今年3月に開かれる日本農芸化学会大会で発表する。
茨城県内の介護老人保健施設に入所している高齢者27人(平均年齢86歳)に2004年11月から毎日、ビフィズス菌の一種「BB536」を1000億個含む粉末(2グラム)を飲んでもらった。インフルエンザ流行のピークが過ぎる昨年3月末まで飲み続けたグループ(13人)には、飲む前に比べて、白血球の殺菌機能が高まる傾向が見られ、インフルエンザ発症者がいなかった。一方、1か月半で飲むのをやめたグループでは、14人中5人が発症した。
光岡知足(ともたり)・東大名誉教授(微生物生態学)は「免疫力の下がった高齢者にとって、インフルエンザにかかりにくくなる効果が期待できる。ただ即効性はないので、流行の1か月以上前から飲み続けることが望ましい」と話している。
(2006年1月4日14時32分 読売新聞)
大腸がん予防に効果があるというビフィズス菌。インフルエンザにも効くなんて、すごい。
長寿地域では、ヨーグルトをよく飲んでいるというが、こんな効果まであるなんて、知らなかった。
