箱入り娘に郵貯をたとえると
昔々、郵貯姫という箱入り娘がいました。
まじめに家事手伝いをし、家業の金集めをこつこつとやり続けていました。
その結果、財産総額は、かなりの金額に上っていました。
しかし、オールドミスになってしまい、少々認知症の惧れを感じることが多くなってきました。
大番頭の大蔵屋理財衛門が、財産を管理していました。
しかし、理財衛門は、よその赤字の穴埋め、投資の失敗、騙されたり、脅されたりしたあげくの大赤字をかかえて、このままでは、身投げするしかないと思いつめていました。
しかし、そこに隣村の、雨利加屋が、うまい話を持ちかけてきました。
雨利加屋は、もともとは大資産家でしたが、代々浪費家が続き、家屋敷は大きいものの、借金が山のようにありました。
雨利加屋が理財衛門に持ちかけた話というのは、こういう話です。
「このままでは、俺もお前も、まずいことになる。なんとかしよう」」と言うのが、本音でした。しかし、うわべは、
「郵貯姫は、いつまでも、箱入り娘でいると、お嫁にもいけず、子供も産めない。認知症も悪化するに決まっている。だから、独立させれば、少しまともになるに違いない。それには、雨利加屋の村にあるジャングルの中が、一番効率的だから、郵貯姫でも力がつくだろう」
というわけで、郵貯姫を鍛えようという名目の元に、郵貯姫を独立させることにしました。
これで、理財衛門の大穴も、雨利加屋の大借金も、解決できることになりました。
めでたしめでたし。