『漱石山房記念館』
大好きな漱石先生を身近に・・・
所用で11日(日)~13日(火)の三日間東京へ行ってまいりました。
昨年9月末の『翔(はばたき)』の演奏会以来の上京でした。
12日(月)の遅めの午後、空いた時間を利用して昨年9月24日にオープンした『漱石山房記念館』(新宿区立)を訪れました。
当館は文豪夏目漱石が1916年(大正5年)12月9日に亡くなるまでの9年間生活していた「漱石山房」の跡地に、昨年、生誕150周年を記念して建てられたものです。
昨年、演奏会後に、オープンしたての会館を訪れるのを楽しみにしていたのに休館日ということで叶わず、今回の再挑戦となった次第。
松山からはなかなか上京できないので数少ないチャンスに実現できて良かったです。
東京メトロ(地下鉄)東西線の早稲田駅から徒歩5分ほどのところにありますが、路上に猫のマークの案内図があったり、角柱や電信柱の看板などに導かれて迷うことなくたどり着くことができました。
根岸の子規庵は周りをラブホテルに囲まれているので児童・生徒を連れていくのは憚られますが、ここ『漱石山房記念館』は住宅街の中にあり、小学校なども近くにあって文教の地としての環境も良く、何度も転居した漱石が選んだ当時が偲ばれます。
あまり時間がなかったので一点いってん詳しく鑑賞できなかったのですが、それでも大好きな漱石の生活、生涯、作品に影響を与えた人物、出来事など諸資料に触れることができて幸せでした。
展示室内は一切撮影禁止で、ここにご紹介できないのが残念です。
(記念館のパンフレット)
一休みした館内のブックカフェ『CAFE SOSEKI』の‟もなかセット”。
紙コップにも猫が描かれています。
お土産に(訪問の記念に)同じく猫のデザインの栞を買い求めました。
「漱石公園」と名付けられた庭の入り口には漱石先生の胸像が設置されています。
畏れ多くもツーショットで・・・。(笑)
また園内には「吾輩は猫である」のモデルとなった猫ちゃんを埋葬した‟猫塚”も在ります。
(昭和20年の米軍の空襲で家屋敷と共に被災しましたが、焼け残った石を組み立てて再現されたもの。)
白梅もよい香りで咲いていました。
時間に制約があってゆっくりできなかったのが残念です。
また改めて訪れ、今回見ることができなかった「図書室」などもじっくり鑑賞したいと思います。
皆さまも是非お立ち寄り下さい。
お奨めです。(^-^)
平成30年2月14日(水)
髭のマスター