ふるさとの山なみ | 髭のマスターのブログ

ふるさとの山なみ

ありがたき存在です・・・





きょう4月13日は『啄木忌』です。1912年のきょう27歳の生涯を閉じたそうです。


石川啄木の歌集『一握の砂』にあるこのうたが私は好きです。


「 ふるさとの山に向ひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな 」


この想いに通じるものを、私はわが伊予の石鎚山系のひとつ『皿が嶺』に感じています。


私ども後藤家は元々は備後の国(今の広島県の東部)の山間(やまあい)の町の出です。

私は父の仕事の関係で住んでいた三原市という海沿いの小さな町で生まれ、6歳まで過ごしました。

3月生まれの私は6歳で小学校に入学したのですが、一学期が終わり夏休みに入って父の転勤でここ松山市に転居し、空港の近くに住むこととなり、一年生の二学期からこちらの小学校(生石小学校)に通うことになったのです。


その引っ越してきたときからこの『皿が嶺』周辺の山なみの雄大な魅力に引き込まれて育ちました。

昔は大きなビル、高いビルなどありませんでしたから、遠くからでもこの山なみはよく見渡せました。

青空を背景に、まるで壁が立ちはだかるかのように山なみが北東から南西(空港から見ると左から右)に続き、それが佐田岬半島方面に続くのです。

その存在感たるや、子供心に圧倒的に迫ってくるものがあり、深く強く心に刻まれました。

それで、現在はその大好きな『皿が嶺』が近くに見えるここ北井門の地に居住しているのです。


今でも松山空港に降り立ってこの山なみを見渡すとき、『ああ、我がふるさと松山に帰ってきたなあ』と感慨に耽る私です。

啄木のうたは正にそのときの私の心情を代弁してくれるのです。


ふるさとの山なみは誠にありがたい存在です。



明日は火曜日、定休日です。水曜日のご来店をお待ち申し上げます。




平成27年4月13日(月)   髭のマスター




<本日のお知らせ>


(1) 11月から始めた新サービス

   <中学生・高校生限定>

   ケーキも、ドリンクも、全て定価の半額!

        (スムージーは除く)

   お友だちと誘い合わせて来て下さいね。

   お待ちしております。



(2) の定休日

     7、 14、 21、 28日 の各火曜日




(3) 本日サービスコーヒー、ティー

     コーヒー キリマンジェロ

         通常 480円 → 43

     ティー   『アールグレイ

         通常 480円 → 430円

 




<本日のお知らせ>は以上です。






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