陰暦とは・・ | 髭のマスターのブログ

陰暦とは・・

旧暦、陰暦、太陰暦、太陽太陰暦・・・



昨日から『椿まつり』です。夜、店を閉めてから参拝しました。


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提灯の灯りで輝く山門。


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本殿への階段。奥の本殿は暗くて写りませんでした。


夜でも多くの参拝者が列を成していました。


ところで、昨日の午後、高校の同期生であるAさんとNさんが来てくれたのですが、そのとき『椿まつり』が旧暦の正月7日~9日に開催されるという話から『旧暦』とはなんぞや、旧暦(陰暦のこと)では何月まであるのか?(つまり12月までではなく、13月や14月もあるのか?)・・という話になり(ヒマやなあ・・)、当ブログのテーマとして書け、という指令が下されました。(笑)


しかし、頭の悪い髭マスにはそのテーマは難し過ぎるのです。


インターネットで検索してもややこし過ぎて上手くまとめられません。


・ 陰暦では月の満ち欠け一巡が基準となっている。

・ 約29日半で一巡 ⇒ 1ヶ月を29日または30日で設定。

・ 地球の公転周期に合わせている現在の太陽暦と違って、これを繰り返すと実際の“季節”とズレが生じる。

・ 陰暦の一年は354日と少し。年間で太陽暦と11日くらいズレてくる。

・ そこで『閏月(うるうつき)』を挟む、という方法が考案された。

・ 19年で7回『閏月』を挟むことになった。

・ 実際には『2月、閏2月、3月・・・』というように入る。(閏月の入り方にも決まりごとがあるそうです。 ⇒ 今回はそこまでは調べ切れませんでした。)


いずれにしても陰暦においても一年は12~13ヶ月であり、表示としては“13月”や“14月”はなくて、『閏〇月』を挟むことで調整しているようです。


陰暦のことを別名『太陰暦』といいますが、この実際の季節とのズレを修正、調節する方法を入れて太陽暦とも近づいていることから(?)、『太陽太陰暦』とも呼ばれているようですね。


Aさん、Nさん、このぐらいでよろしいでしょうか? (笑)

今後の課題としては『閏〇月』が実際にはどこに、どのように入るか?・・を確認していくことが必要ですね。


『ああ・・しんどかった』 (陰の声。笑)


日本は現在太陽暦を採用していますが、明治政府が採用するまでは太陰暦で暮らしていました。江戸時代の末期に登場した『天保暦(てんぽうれき)』は太陽太陰暦の中でも最も完成された暦法と言われているようです。

中国などのように現在も太陰暦を採用している国もあるわけで、どちらがよい・・ということではなくて、それぞれの国、地域の数千年にわたる歴史の中で使われ、改良されてきたことに驚きと尊敬の念を持って接していきたいと思います。

日本では現在も農業などには太陰暦が参考として使われていますし、日常の慣例、慣用、季節感の中にも生きていますので、大切な文化、伝統として守っていきたいと思います。


明日は火曜日、定休日です。『椿まつり』の最終日ではありますが、定休日にしかできない仕事もありますので、予定どおりお休みをいただきます。

申し訳ありませんが、水曜日のご来店をお待ち申し上げます。


平成24年1月30日(月)   髭のマスター


<本日のお知らせ>


(1) 月の休業


    定休日    /7、14、21、28 各火曜日



(2) 貸切のお知らせ


    2/13(月)、15(水)、16(木)、17(金)の各日

    13:00~15:30

    某デイサービス施設ご一行さまのご利用のため貸切と

     させていただきます。



(3) ライブのお知らせ

    『喜界島三味線ライブ』

    日時 : 2月19日(日) 14:00~

     料金 : 2000円(ケーキセット付)



<本日のお知らせ>は以上です。

☆本日も当ブログにお立ち寄り下さり有難うございます。


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