古代の遺跡 | 髭のマスターのブログ

古代の遺跡

大切な文化財


7月24日の当ブログに私ども後藤家のルーツと本籍地のことに触れましたが、その同じ町内の谷を越えて向かいの山の中に『たたら製鉄』の遺跡がありました。

ずい分前に見に行ったことがあります。


本日7月28日付けの愛媛新聞朝刊に『たたら製鉄』についての記事が載っていたので思い出しました。

記事によりますと、愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センター主催により、古代製鉄実験が行なわれた、とあります。愛媛大学付属高校の二年生が小型炉やふいごを使った製鉄法などを学んだそうです。

実験に参加された生徒さんたちは、古代の人々の知恵を間近に見て、自分でやってみて、直接吸収できたことでしょう。うらやましいですね。


私は詳しくは知りませんが、『たたら製鉄』は砂鉄と還元のための木炭を炉の中に交互に入れて、下から熱風を吹きかけて砂鉄を還元し、鉄を取り出す方法のようです。

ふいごはその風を送る装置(道具)のことですね。

取り出した鉄のうちまだまだ純度が低く脆い鉄は生活用具に用いられ、純度の高い良質な鋼は日本刀の原料になるそうです。


この製法は6世紀後半(古墳時代後期)に朝鮮半島から伝えられたそうですが、技術的に完成したのは江戸時代中期で、日本で完成された技術のようです。


そのような素晴らしい技術を使った『たたら製鉄』の遺跡が同じ町内に残っていたことに誇らしさを感じます。

(いつの時代の遺跡なのかは不勉強で把握していませんが・・・。)


先人たちの努力の大きさに感銘を受けるとともに、遺跡があるということは近くで砂鉄や木炭が大量に調達できていた証拠ですから、当時の資源や経済や物流の状況、人々の暮らしぶりや統治者の考え方なども想像できて何となくワクワクします。


その遺跡が現在どのように保存されているのか、または現在の政策・施策(治山治水など)のために取り壊されたのか分かりませんが、できることならそういった遺跡や施設などは大切に保存し、また文化財として後世に伝えていけるといいですね。


平成23年7月28日(木)   髭のマスター


<本日のお知らせ>


(1) 8月の休業

    定休日    8/2、16、23、30 の 各火曜日

           ( 8/9(火)は『二周年感謝祭』の

             期間中につき休まず営業します。 )

    臨時休業  7/31(日)~8/1(日)



(2) 営業時間  9時 ~ 18時

    * 先日もお知らせしましたが、当分の間、開店は

       朝9:00とさせていただきます。


(3) サービスコーヒー

    ストレートコーヒーをもっと気軽にお得に楽しんで

    いただける『本日のサービスコーヒー』!!

    『トアルコトラジャ』です。

    “トアルコトラジャ 通常550円 → 500円”

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(4) サービスティー

    コーヒーと同様にストレートティーも楽しんでいただ

    けるよう『本日のサービスティー』も始めました。

    今月は『ダージリン』です。

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    マスカットフレーバーと呼ばれる甘い香りが特徴

    です。

    どうぞお試し下さい!!

             


 


<本日のお知らせ>は以上です。

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