音楽の広がり
つながりの大切さ
19日(日)のライブ『Ceol Cube ~おとのつみきあそび~』では“奄美のシマ唄”などをえぐさゆうこさんが唄われました。
現地の言葉は聴き取れない言葉があったり、意味が分からなかったり・・・という部分もありましたが、でもそれは現地の言葉で古くから唄い継がれてきた『詞(うた)』であり、その地の風土や人々の生活を最もよく表現している言葉ですから、素直に音と一緒に聴き入りました。
そして私が感激したことがもうひとつありました。それはライブの終了後の茶話会のときのことです。
実は、私たち夫婦は東京で『邦楽合奏団 翔(はばたき)』という和楽器だけの合奏団(アマチュア)を作って活動しています。昭和53年5月の結成ですから、ことしの5月で33周年となりました。
その『翔』が昭和55年に鹿児島在住の福島雄次郎氏に新曲を委嘱し、同年9月の定期演奏会で初演したことがあります。
福島雄次郎氏は全国の民謡や古謡を採集しては曲に残していく、という地道な活動をしていらっしゃって、そのとき作っていただいた曲『邦楽器のためのメドレー 北から南へ』も北海道のアイヌ民謡から日本列島を南下し、最後に『いんねすいりすいり』という曲で締められていました。
実はその『いんねすいりすいり』は奄美の民謡だったのですが、全国的には知られていない曲なので、私たちも楽譜上に指定されている強弱や曲想に従って演奏したわけです。
そのことをえぐさゆうこさんにお話すると、『ああ、知ってますよ。』といってその場でその民謡を唄って下さいました。
『ああ、そんな唄だったのですか。当時苦労したリズムや音の流れが詞がつくことでよく理解できました。それを当時知っていたらもっと感情を込めて演奏することができたのに・・・』と驚くやら、感動するやら、懐かしさで胸がいっぱいになりました。
およそ31年経ての再発見!・・となりました。委嘱初演したメンバーのひとりとして、この曲も末永く大切にしていこうと改めて思いました。
えぐさゆうこさんにお願いして、歌詞の全てを教えていただき、東京の仲間ともう一度演奏会でも取り上げてみたいと思います。
こういったことが分かったのも、今回ひょんなご縁からえぐさゆうこさんをご紹介いただき、ご主人ともどもライブにご出演いただいたからこそのことなんですね。
音楽を通じての仲間、ネットワークの大切さ、有難さ・・を改めて痛感いたしました。
大切にしてまいります。
きょうは夏至でした。
きょうはお客さまが次々にお越し下さり、残念ながら外にほとんど出れませんでした。嬉しい悲鳴でしたが、贅沢ながら、ちょっとだけでも夏の太陽を浴びたかったですね。(笑)
確か、夏至の太陽を浴びると長寿や健康に恵まれる・・と聞いたことがあるように思います。私の記憶違いかもしれませんが・・・。
『 長日の 恩恵受けぬまま 暮れる 』 一歩
平成23年6月22日 髭のマスター
<本日のお知らせ>
(1) 6月の休業
定休日 6/7、14、21、28 の 各火曜日
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6月1日からは『モカマタリ』です。
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<本日のお知らせ>は以上です。
☆本日も当ブログにお立ち寄り下さり有難うございます。