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北九州市八幡西区浅川のピアノ教室 ぽこあぽこピアノリコーダー教室です。
子どもから大人まで、クラシックからジャズまで、幅広くレッスンをしています。
コンクールや音大受験の指導もしています。
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約1か月前の土曜日。

 

楽典ワークに 小学1,2年の生徒達が やって来ました。

その中に 教室の人気者Hくんの姿も。

 

 

楽典ワークが終わった後、 みんなで 歌をうたうことになり、 それぞれが 学校の音楽の教科書を出しました。

 

教科書をテーブルの上に出した女の子達に、 Hくんが 教科書の表紙の絵を指差して 

「この道は 繋がって 続いているんよ。」 と 説明。

 

すると 女の子達からは 「ほんとうだ」とか 「あ~」とか、 さまざまな反応が。

 

そのやりとりに、 私も 並べてある音楽の教科書の表紙を あらためて見ました。

 

Hくんの言う通り、 小1と小2の教科書の表紙は、 別々の絵ですが、 並べてみると そこに描かれている道は 繋がるのです。

 

そこで、 その道が その後もずっと続いているのか を 確かめるために、 6年までの教科書を並べてみることにしました。

 

 

すると、1年の教科書は、 タンバリンを打っている一人の男の子が 道に立っています。

2年では、 鍵盤ハーモニカの男の子と カスタネットを叩く女の子が座っている木の下に 道が。

3年になると、 リコーダーの男の子、シンバルの女の子、トランペットの女の子 と 人数も3人になり、 やはり、道は続いています。

4年は、 クラリネット、トライアングル、フルート、マラカスの4人の子供達が 続く道を歩いています。

5年は、 バイオリンやチェロなどを森の中で演奏する 5人組の子供達の足元に やはり 道。

6年になると、 指揮者と、歌ったり、ピアノで伴奏したり、 と 子供達の数は6人。 6年の道は、 幅広く 丸くなっていました。

 

私は、 Hくんの着眼に 驚きました。

 

子供だからといって 何もかも大人より劣っているとは限りません。

私が忙しさにかまけて見落としていたことを しっかり気付いていたのです。

 

1人の子供→2人→3人→4人→5人→6人のアンサンブル迄の様子を描いた この 音楽の教科書の表紙の絵から、 ”音楽はひとりで演奏しても楽しいけれど、 人と一緒に演奏したり 歌ったりすると もっと 楽しくなる。” ということを 暗示しているのかもしれないと思いました。

 

 

 

以前、この教室ブログの記事 「燃える凸凹コンビ(その3)」 にも書きましたが、 演奏の基本はアンサンブルです。

 

たとえ、簡単な曲であったとしても、 お互いを思いやり 聴き合いながら 一つの音楽を創り上げる という経験から 多くの学びを得ることができます。

 

”人を思いやる” ということは とても大切なことです。

 

Hくんは、 男の子としてはおとなしい方で 乱暴な言動もなく とても優しい性格です。

 

新しく教室に入ってきた幼稚園の生徒達に リズム打ちなどの相手をすることを嫌がらないのも、 ”人を思いやる”気持ちがあるHくんだからでしょう。

 

Hくんは、 相変わらず ポリフォニーや短調の曲が好みです。

 

今月から ソプラノリコーダーのレッスンも始まり、 ピアノと同じように 頑張って 練習しています。

 

来月から小学3年生になる Hくん。

 

音楽の教科書の表紙から ”音楽の道は続くよ どこまでも♪” ということを教えてくれて ありがとう。

 

教室の人気者の成長が楽しみな春です。

 

『おんぼろバスが走る』を弾く教室の人気者(小学2年生)

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youtubeはこちら → https://youtu.be/9nCqY6R0w4M

 

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♪ 音楽の扉を開いて
    一緒に音を楽しんでみませんか ♪


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