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北九州市八幡西区浅川のピアノ教室 ぽこあぽこピアノリコーダー教室です。
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(シューマンとクララの部屋 @ ライプチヒ)

 

レッスンが終わった直後から昨夜は土砂降りの雨。

いよいよ雨の季節に入ろうとしています。

 

雨の降るこの時期になると子供の頃の思い出が蘇ります。

 

☆彡

 

私はこどもの頃、雨の日が好きでした。

アジサイが咲くこの時期、小学校から帰った私は、冷やしてもらった甘夏を バス通りに面した父の仕事部屋に入り、外の雨音を聞きながら、設計机の前に座って食すると、なんだかワクワクしてくるのでした。

雨の日には友達が遊びに来ないことが多く、一人だけで楽しめる時間が始まるのです。


普段の夕食の後には、住み込みの職人さんたちのリクエストにこたえるのが 私の日課でした。

職人さんたちのリクエストは、決まって”演歌”でした。

その当時流行っていた演歌のメロディーに即興で伴奏を付けて、ピアノを弾き、大人たちに喜ばれると悦に入っているこどもだったのです。

 

そんな中で、その頃の私は、毎月本屋さんが届けてくれる ソノシートと楽譜付きの「世界の音楽」という本を読むのが楽しみになっていました。

 

付録のソノシートに収められていたシューマン作曲「子供の情景より~知らない国々~」を耳にした時の衝撃は いまだに忘れられません。

なんて素敵な曲なんだろう! 日本の曲とは全く違う! と 憧れを抱きました。

 

この曲は雨にぴったりだと感じ、「雨の日にはこれを弾きたい!」といつも思っていました。

まだその曲を弾けるレベルに達していない私は、本の中に載っていた楽譜を読みながら、雨の日になると、この曲をポロンポロンとたどたどしく弾いていました。

 

小学校1年生の頃の私は、同級生のお母さんが四国から嫁いできたという話を聞いて、そのお母さんは中国人(外国人)だと勘違いするようなこどもだったのです。

こどもの夢想は ”見知らぬ国へのあこがれ”から始まりました。

 

ゆったりとした3連符、ためらいがちな旋律、しのびやかに憧れを秘めて歌いだす。

行ったことのない外国への憧れ。

 

☆彡 

 

雨の日になると想い出す 空想の世界に生きていたこども時代の懐かしい思い出です。


 

(クララ・シューマン小学校 @ ライプチヒ)

 

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