連日、ゲリラ豪雨が容赦なくやってくるけれど、
今日にも梅雨明けかという予報が…
暑いのは大の苦手だけど
季節が移り変わる時期は
何だかワクワクします
うちの教室は小さい子達が多いけれど、
その中でも元気で自由な子が多いんです。
素直で
お行儀良くて
聞き分けが良くて...
いわゆる優等生と言われる子だったら
一般的には教えやすいのかなと思います。
でもね...
私は子供の頃
両親が厳しかったので
あれしちゃダメとか
これをやりなさいとか
何でも親の言う事を素直に聞いていた子だった。
その反面
あれを買ってちょうだい
自分はこれがしたい
これはやりたくない
という自己主張が出来ない自分が嫌で嫌で...
ダメとどんなに怒られても
親にわがままを言っている周りの友達が
羨ましかった
そんな苦い幼少期があるから、
自由な子たちを見ると、
うんうん
あなた達はそれでいいんだよ
と思うのです。
レッスンを一緒に見ているお母さん達は
もしかしたら
先生の言う事を聞かない場面を
目の当たりににすると、
居ても立っても居られなくなる心境で
うちの子にはピアノはまだ早過ぎたかなと
思われることもあるかもしれません。
でもどの子にとっても
「初めての経験」はあるのです。
ピアノ教室という未知の場所に来て、
あっちが気になったり、
こっちが気になったり、
子どもならではの好奇心全開で
この空間には
ピアノを弾くことよりも
誘惑に駆られることが
たくさんあるのだと思います。
でも教室の中にあるものや場所、
ここまでは触ってはいけないけれど
ここからはいいよとか、
だんだんルールが解ってくるし、
なかなかピアノに寄りつかなかった子が
いつの間にか自分の意思で
ちゃんと宿題もやってきて
ピアノを弾いているという...
もちろん決して「押し付け」ではなくて
みんなそうやって少しずつ成長していく
私はそれを見るのが何より嬉しくて
この仕事をしているんだなと
思います。
個人レッスンの利点は
30分というレッスンタイムは
その生徒さんと二人きりで
どっぷりと向き合える時間であること。
そういう関係性の中、
わがままも言ってもくるけれど、
ある程度年齢がいくと
こちらの助言も素直に聞き入れてくれるようになってきます。
人の成長には
時間が必要なのです。
してはいけないことをしてしまい、
注意をされて苦い思いをする
良い事をして褒められて
これでいいんだと自信をつける
時間をかけながらその繰り返しをする事で
人間力が増していく
そんな時間を
親御さんとともに分かち合えたらなと
私は日々思っております。
フリーダムな生徒ちゃん達
今日も先生は手ぐすね引いて待ってますよ
あれれ
このブログを書いている間に
気象庁は
関東甲信、東北は
梅雨明け発表をしたようですよ


























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