ご訪問ありがとうございます。

宇都宮市西川田、さとうピアノ教室です。



現在うちのピアノ教室には、

ピアノをはじめて1年足らずの4歳児が3名います。

これまでこの生徒ちゃん達には、

いつも笑顔でいられるよう、

音楽の楽しさを伝えるレッスンをしてきました。

これからももちろんそれは変わりませんが、

最近この子達にちょっとした試練を与えています。


このくらいの年齢の子達って、

何もしなくてもある日突然、

魔法がかかったようにピアノがポロリン♪と弾けるようになると思っているんです。

そこがまた可愛いところなんですけどね・・・。


そこで…、今与えているのが「反復練習」。

私達大人も決して好きな練習ではありません。

苦手な箇所をひたすら何回も何回も繰り返し練習する。

結構我慢が要ります。


生徒ちゃん達に、指がスムーズに運べない箇所を、

「じゃあ今日はここを5回繰り返して弾いてみよう」と

カウントしながら練習していきます。

5回で出来るようになる場合もあるけれど、そうでない場合もある。

でも回数を重ねるごとに、本人自身も変化を感じてきて、

何だかもう少しで出来そうな気がしてしてくるんですよね。

そうすると「もう1回、もう1回…」って

今度は自分の意思で反復練習を続けようとするのです。

そこで、「ほら!それが頑張る…ってことなんだよ。」

頑張るという言葉は

子ども達もよく知っている言葉ではありますが、

実際に身を持って頑張ることは

年齢的に経験が浅いと思います。


頑張れ!と言われたから頑張るのではなく、

自分の意思で頑張ること。

意欲的に、自発的に…ということですよね。

私はそこを学んで欲しいのです。


「上手に弾けた」という結果ではなく、

そこまで導いていく過程、弱音を吐かずに出来たこと、そこが立派だったよ、

と私はこの子達を褒めてあげました。


まだまだ幼い生徒ちゃん達には、とても疲れる練習だったと思いますが、

レッスンが終わる時には疲れたとぐずることなく、

逆にとても満足気な顔で、

お母さんの元に嬉しそうに報告に行ってました。


その中でもTくんは、ちょっと手先が不器用なので、

この練習で完璧とまではいきませんでしたが、

でも我が子の頑張った姿にお母さんも嬉しかったようで、

「じゃあ、ご褒美に明日お母さんと一緒に電車観に行こうね。」と

約束してました。

Tくん電車博士だから、いいご褒美もらえてよかったね~♪


どんなことでも言えることですが、

楽しいことばかりでは進歩はしません。

大変な思いをして手に入れるから達成感も倍増。

この達成感がまた欲しくてさらに努力し、さらに上を目指す。

これからの長い人生、このピアノ教室で学んだことが、

ほんのちょっとでも、生きていく上での糧になってくれればいいなと

私はいつも願ってレッスンをしています。


ただいま新規生徒さん募集中です。
大人の方のレッスンもやってます。
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手紙musica3899@gmail.com






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