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宇都宮市西川田、さとうピアノ教室ですニコニコ



先日のブログで「歌う」とか「怒鳴らない」などをキーワードでお話してきました。

今日はそれについてもうちょっと突っ込んでみます。


音楽を奏でる上で最も大切なことの一つが「感性」。



子ども達はピアノ教室だけではなく、幼稚園や保育園などでも

お歌を歌う機会があります。

そこで先生は「はい、では元気良く歌おうね~」などと

声をかけて歌い始めますが、

子ども達は、元気=大声、、と解釈してしまいます。

「元気良く」と言われれば、負けじと競うように大きな声を出そうとするし、

結果「怒鳴り」になってしまう。

まぁ、子どもは元気いいのがいちばん!

怒鳴って歌ったからって

このくらいの年頃の子には悪意なんてありませんから…。


でもピアノ教室では…。

感情豊かな演奏を目指すためには

幼児期から感性を磨いていかなければならない。

いや “ 磨いていかなければ~ "ではなく、

感性を “ 壊さないように~ "の方が正しいのかな…?

この年頃は本当にピュアな心を持っていますものね。

それを大切に育てたいものです。


幼児向けのピアノテキストは大抵題名と歌詞がついています。

たぬきのたいこ

例えば↑の「たぬきのたいこ」

🎵ぽーん ぽーん たたくーたぬきのたいこー
ぽーんぽこ ぽーんぽこ たぬきのたいこ🎵


こんな歌詞の場合、どんな感じで歌う?

子ども達に問うと、

「元気」「楽しく」などというワードが飛び出します。

そこで「じゃあ、元気に歌う場合、怒鳴っていい?」と

聞くと、「ダメ~!」って

ちゃんとわかります。



音符を読めるようにすること、

楽譜通りに正しく弾くことももちろん大切だけど、

ピュアな感性を持っているこの時期に

曲の題名や歌詞、または挿し絵を見ながら

どんなイメージが湧いてくるか、

私は、できればそんなことに時間を費やしたいなと思っています。

先生側は、歌詞を読んで聞かせてあげる時、

子ども達の心をつかめるよう、

いかに表現力豊かな女優になれるかが

勝負ですね(笑)。




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