長いお休みをいただき、今日は8月最初のレッスンでした。


今年小学校に上がったばかりのRちゃん、今日も元気にレッスンに来てくれました。

ピアノを始めて、ちょうど一年になります。

このRちゃん、つい最近まで困ったちゃんだったんです。

人見知りが人一倍激しく、ママにベッタリ。

私ともほとんど会話をしてくれず、自分の思い通りにならないと、と言いますか、自分の思っていることを口に出すことが出来ないもどかしさなんでしょうね、レッスンの時いつも下にうつむいてメソメソ泣いてしまう始末。。。

そんなだった子が発表会を機にものすごく変われたんです。


発表会当日、恥ずかしさのあまり、なかなか会場に入ることが出来ず、パパもママも手を焼いていました。

でもなんだかんだで、会場に入り、彼女の出番はプログラム2番。

もう、すぐの出番でした。

案の定、メソメソちゃんになっていたので、私もこのままじゃちゃんと弾けないかもしれないから順番を変えようかとも思っていました。

が、しかし、自分の番がきて名前を呼ばれると、ちゃんとステージに上がりお辞儀もきちんと出来て、ピアノも今までで一番上手に弾けたんです。

私も感動で思わず泣いてしまいました。

まだプログラム始まったばかりなのにね。。。

そのあと、パパやママ、そして他の先生にも誉められ、私も思いっきり頭なでなでしてほめてあげると、とても満足気な様子。

最後にはお花を持ってピースサインして写真を撮り、ニコニコで帰って行きました。

その後のレッスンから彼女はかわったんです。

小さいながらも自分自身で壁を越え、自分に自信が持てるようになって来たんです。

私も指導者として、こんな嬉しいことはありませんでした。

ホントに子どもの秘めた力ってすごいパワーがある。


そんなRちゃんとのレッスン、今では笑い、いやそれを越して爆笑が繰り広げられる楽しいレッスンへと変わって行ったのです。

その様子はまた。。。