ある日、我が家の夫がふと口にしたひと言。
「ピアノ未経験の大人がどれくらいで弾けるようになるか検証してみよっか?」
え?😳
これまで楽器経験ゼロ、
学生時代に音楽の授業でリコーダーを吹いた記憶くらいしかない人です。
突然の思いつきにやや戸惑いつつも、本人はわりと本気の様子。
ということで、**「ピアノ未経験の大人が、どこまで弾けるようになるか」**を
検証してみることにしました。
曲はあの有名な「エリーゼのために」
挑戦したのは、クラシックの定番「エリーゼのために」。
といっても、初心者向けにやさしくアレンジされた楽譜を使いました。
(原曲はちょっとハードルが高すぎるので…😅)
本人の目標は、「とりあえず形になるくらいまで弾けたらいいな」くらいのゆるさ。
無理せず、楽しみながら続けることが大事ですもんね。
練習スタイルは「夜な夜な&休日にちょこっと」
平日の夜に電子ピアノでこっそり練習し、
休日にはグランドピアノを楽しむ、というマイペースなスタイル。
ほぼ毎日続けていたところ、
約1か月後には、ゆっくりながら曲としてちゃんと聴こえるように✨
見ているこちらもびっくりでした。
意外とスラスラ?読譜の壁は…
個人的には、「譜読みでつまずくかな」と思っていたんです。
でも、本人はわりとあっさり読み始めていて、拍子抜け。
読譜には、人それぞれ、向き・不向きってあるんだなあと実感しました。
グランドピアノの「ブルブル」に感動?
さらにおもしろかったのが、こんなひと言。
「グランドピアノを弾くと、指先がブルブル震えるんだよね…!」
最初は冗談かと思ったのですが、本人は至って真剣。
確かに、低い音域を弾くとピアノの響きが手に伝わってくる感覚はあります。
でも、それをそんなにしっかり感じ取っていたとは…!
普段当たり前になっていた感覚が、
「初めての人の目線」で語られると、ちょっと新鮮ですね。
おわりに
「ピアノなんて無理無理」と思っていた大人でも、
ちょっとしたきっかけがあれば、音楽との距離はぐっと近づきます。
ご家庭に眠っているキーボードがあれば、まずはそれでOK。
楽譜も、最近は初心者用のものがたくさん出ています。
もし「やってみたいな」と思ったら、
年齢や経験にとらわれず、気軽に始めてみてください。
きっと、思っていた以上に楽しい世界が待っていますよ🎶