アメブロ本当に久しぶりです。
友人の指揮、指導している演奏会レポートはこちらに書いています。
今日は女声合唱団シューベルト・コーアとしての五回目の演奏会で、発足してから20年目に突入という記念すべき舞台でした。
指揮の吉元貴弘さんは大学時代からの友人で、この団はじめ彼の指導している合唱や合奏の団体の本番はかなりの回数聴きに行っています。
合唱団にはこれまた大学時代からの友人みいあさんが指導スタッフとして発足時から関わり、本番にも乗ってくださってるっていうのも聴きに行きたい理由のひとつ。
これまでの活動の集大成のような盛りだくさんなプログラムで、我々の親世代が中心のシニア団体であることが信じられないほどの充実した響きに今回も驚かされっぱなしでした。
第一部はロマン派名曲集。
楽しみにしていた「詩人の恋」日本語訳詞の無駄の無さに感心…前半の愛の喜びの場面5曲抜粋でしたが、Ich liebe dich だけドイツ語を残したその余韻など心に残る演奏でした。願わくば失恋こじらせた後半もちょっと聴いてみたくなる、ような…!!
第二部はポピュラー名曲集。
情熱大陸のピアノ連弾から始まり(藤村先生富松先生カッコ良かった!!)、太陽がいっぱい、追憶など往年の映画音楽など。毎回、富松先生のキーボードの演奏効果の素晴らしさに感心するのですが
「太陽がいっぱい」のイントロのギターメインからピアノが厚みをつけながら重なっていく展開、歌詞の2番というか次の節では伴奏のアレンジを全く変えていること、ストリングスのオブリガートと最後の方のグロッケンの音がとんでもなく美しいことなど…今回はこの曲のアレンジが特に心に残りました。
第三部はクラシック名曲集。
白鳥の湖は、この曲メインでの初演時を思い出してちょっとグッときてしまいました。合唱も器楽もオーケストラのような臨場感あふれる演奏と、ストーリーがしっかり伝わる歌詞そして発音の技術的な工夫と聴きどころ満載です。
くるみ割り人形は今回は花のワルツの連弾。こちらも合唱バージョンやってたよね…凄かったよなぁあの時も…!!
引き続き連弾の伴奏にて、ドヴォルザーク8番の第3楽章。
こちらは合唱のテクニックの凄さに感心しきり。フレーズの区切り方、スタッカートの努力がすごい!上手過ぎる!
そしてラストの「威風堂々」…行進曲部分から歌詞をつけて歌っていくアレンジで、これは他では聴くことのできないスペシャルな作品ではないかと思うのです。もちろん有名な歌詞のついた部分も高らかに歌い上げて素晴らしかったです。大変に体力を使うことと思います…最後まで素敵な演奏をありがとうございました!
と終わってからの
アンコールが「涙をこえて」こちらはかつてのNHKの若者向け歌番組から生まれた曲です。
私は中学生高校生の時合唱曲集に載ってて歌ったこともピアノ弾いたこともあって知ってました。
で、ビックリしたのが…声の音色が明らかに違う!若い歌声を意識したのでしょうか…ちょっとした振り付けもあったりしてイキイキと歌われてて可愛らしかったです。
お別れに会場の皆さんも一緒に「今日の日はさようなら」。私も熱唱(笑)してきましたよ😎
指揮の吉元さん、たいへんお忙しい日々のようで、今回はぷち同窓会は叶わなかったんですが、少しでも疲れが癒せるように、金曜日に焼いたフルーツケーキとハーブティーをプレゼントしました。
みいあさんとは会えたので、帰りにお茶とお買い物。
友人の頑張る姿を応援出来る幸せと、気の合う仲間と喋れる幸せと。こういう時間が明日からの元気のもとになるんだよなぁ!
今日はありがとうございました!




