5月の発売日に運良くチケットが取れて、(秒で完売するんですよ…💦)楽しみにしていた、反田恭平さん指揮のJNO。
今年は夏に反田恭平さんソロコンサート、チェロ水野優也さんの共演ピアノに続いて、聴いてみたかったオケと反田さんの指揮ということで、再び横浜みなとみらいホールに行ってきました。
例の金網💦はバルコニー席の分は撤去されてましたが、センターにはそのまま金網がついていて、またこれも不評だったワイヤーが何本も張られた手すりもそのまま。
で、こんな対策が取られていたのでした。
視界に不満があれば、クッション貸しますよとのことで、私は3階最後列でしたが迷わず借りました。ここはもう後ろも気にせず、最高の見晴らし(笑)を堪能致しました!
おそらくバルコニー席もクッション使用で、手すりのワイヤーは少しは気にならなくなるはずですが、あまり体の大きな方が更に座高を上げてしまうと、後ろに席がある場合はちょっと迷惑になっちゃいませんかね?まぁ大きい人は手すりが視界の邪魔になる、ってそんなにないのかなあ。
今後の演奏会で同様のサービスが続くのかは不明。
また次に来た時にでも検証されることかと思います。
さて、反田くんJNO、期待以上の精緻なアンサンブルと若いエネルギーに満ちた音に、月並みな言葉ですが元気を頂きました。
前半はレオノーレとプラハ。どちらもじっと我慢の場面を経て爆発する構成。弱音側に心を砕いた繊細な表現に、オケのメンバーがつぶさに応える。なんと美しい響き。奇跡のようだな。
後半はベートーヴェンのピアノコンチェルト4番。反田社長の弾き振りは実に楽しそうで、仲間とのアンサンブルを心底楽しんでいる様子が、会場の隅々まで伝わってくる。
アンコールは反田社長のショパン「英雄ポロネーズ」でした。
技術も熱量も申し分ない若い演奏家から放たれる奇跡のアンサンブル。今も凄く上手いんだけど、もっと大人になったらどんな音を聴かせてくれるんだろうな。
今日は美しい響きはもちろん、その先への期待も膨らむ余韻を持ち帰ることが出来ました。
ブログお題の「続きが気になる」のは、もちろんJNOのその先の音ね。また聴きたい。けどチケット取るの大変そうだな…💦
リサイタルシリーズもまた行きたいな。