いつも書いてるネタとは全く違うことをこれから書きます。
私の脚の障害のことです。
最近、これまではなかった腰の痛みにびっくりして、整形外科に行きました。椎間板が少し圧迫されて周りにつながる神経を刺激してる様子。心配な痛みではないからストレッチしながら様子見ましょうとのこと。
およそ1週間後に、経過報告と今後のアドバイスもらえたらと思い、同じクリニックの中の理学療法士さんのいるリハビリ室だけ利用しに行きました。そしたら、マッサージしながら「右に筋短縮があるんでしたよね、やはり長年の負担が股関節と腰にかかってるのが色々出てきてるんだと思いますよ。固まってるところを緩めて全身を楽にするお手伝いは出来ますから週に一度くらいは来られたら宜しいかと」
自分では気づかないうちに身体に無理のかかってる場所があったんだ、ってだんだん気付くお年頃なのかな。
筋短縮。
右足の膝が半分までしか曲がらない。自転車は乗れるが、正座は出来ない。そして今日わかったのが(気づいたのが)股関節を連動させてしゃがむのは出来てるけど、うつ伏せに寝て右膝を曲げようとすると殆ど曲がらないんですね。こんなに出来ないなんて驚いたわ。
これは、小さい頃の筋肉注射の副作用だと親には聞かされていて、特になにかの記録を持っているということではなく、生活に支障もなかったからそこから治療をしたこともない。痛いわけじゃないので。
でも最近は自分の歩き方が以前に増して不自由な感じに見えてるのかな、と思うことが増えてきた。電車で席を譲られたこともある。そこにこの腰痛がそれが原因かと言われると、改めてこの「筋短縮症」ってなんなんだろうと気になり始めた。
ネット検索してみたら、1973年に大規模に被害患者の出た薬害のひとつのようだ。
乳児や幼児の風邪や発熱の治療のために筋肉注射を行った部位の筋肉が伸びなくなる。
あ、まさにこれなかのかも。私は1971年生まれで、2歳頃熱性けいれんを起こしてるのでおそらくその時の治療でということなのだろう。うちの両親や家族は医者のすることに疑問を持つなんて無かったし、ひきつけの発作を治すためにこの子の足が曲がらなくなるのは仕方ないと、病気を治す方を取ったと聞いていて、私も今の自分が元気なのと引き換えに足が曲がらなくなったんだからしょうがないや、って全く気にしてなかった。
まぁ思い返すと
小学校中学校と、私の歩き真似をしてからかう男子がいたり、走ると特にグルグル右足の回るのが目立つから嫌だったり
中学生時代は全員正座という謎のペナルティがあり、正座出来ない私は悪いことしてるわけじゃないのにとにかく肩身が狭くて辛かったり
電車の中で、私の膝はそれ以上曲がらないから仕方なく足を前に出して座ってるのに、「足投げ出して座ってんじゃねえ」とおっさんに絡まれたり
嫌なことは山ほどあったけど強くなって振り飛ばしてきた、のか。
生活に支障はない、と思っていたのが
腰の痛みは長年足が悪いからかもですねと言われると
今後自分の身体が、これまで気にもとめてなかった右膝のせいでどうなるのか不安にもなるし
その原因が改めて
「薬害」
という言葉で説明されてるのを目にしたらなんかフツフツと言葉にならない苛立ちや悲しみ、心の中がまとまらない感じに陥っている。
まあ、今後は今後にしかわからないから、ひとまず今の不具合が改善するように、リハビリ室に通ってみます。腰の痛みはそこまで深刻じゃなくなったけど、周りの股関節や膝を緩めるマッサージはやってもらいたいし。
保険きくからそれほどの負担でもないけど、この数十年前の薬害への苛立ちはどこに向けたらいいのか。今更、という思いと、だんだん見えてきた支障や不自由さは、障害者手帳申請したらどこまで認めてくれるのかな、とかも考えます。
いずれにしても整形外科の先生と理学療法士さんに診てもらいながら相談しようと思ってます。
信頼出来る整形外科が近所にあるのは幸せ。
とりとめのない文ですみません。