吉田充里さんのサキソフォンライブ「neiro shower Vol.8」行ってきました。
8月26日の日曜日。
前回と同じ、新大久保のスタジオヴィルトゥオージにて開催されました。
今回は初めて昼の部・夜の部と2回公演に。
どちらの回とも盛況のうちに幕を閉じ
ました!なんと最多動員数を更新したんだそうで!!
おめでとうございます。
今回はオールドビュッシープログラムで、私は特に歌曲をどう吹いてくれるのかをとても楽しみにしていました。



私は昼の部でちょこっとスタッフ的な仕事をしつつ、夜の部は客席で演奏を聴けてありがたかったです。
まさに吉田さんの渾身のドビュッシー、ではありますが出てくる音色は甘さや気怠さを秘めた色彩感豊かな響き。
良い意味で、(ご本人は渾身の演奏で汗だくになっておりましたが)少し前よりも力が抜けていていい感じだなと思って聴いてました
自分ではあまり意識していないところに、ご本人のおっしゃる「色気」が立ち上ってくるのではないかと思います。
私は、吉田さん自身が歌曲の詩の内容を朗読するの、いいと思いましたよ?歌詞の内容をわかって聴くとまた味わい方が変わりますもんね。器楽曲としての演奏ですが、もとの「歌」としての楽曲の価値をより高めてくれたんじゃないかと。
うん、改めてドビュッシーの歌曲もいろいろ聴き直したい。実はドイツリートはいっぱい聴いたことあるけれど、フランス歌曲ってこれまで不勉強でね。。。新たに興味がわきました。
「歌」っていいなぁ、と管楽器の演奏会を聴きながら感じられるなんてね。
音楽は呼吸が支配する。これは歌でもどんな楽器でも言えるのでしょうね。


また、スタジオヴィルト
ゥオージのピアノがオーバーホールの直後で、とてもまろやかな音色だったのも印象に残りました。
そのピアノを元気いっぱいにななえさんの両手が駆
け回り、色鮮やかなドビュッシーの音楽世界を描いて行きます。

ピアノとヴィオラの姉妹デュオ・マリエリカさんとのコラボで(吉田さん・枝梨香さん・真里枝さんの3人)演奏された「フルートとヴィオラとハープのためのソナタより パストラーレ」。
これはいい曲だと思いました!原曲のCD探して買おうかと思ってます。
なんと私の好きな古楽器演奏でCDが出ているらしいのです。。。これは欲しいや。

ドビュッシーの色々な曲を知ることが出来たし、サックスっていう楽器の良さをいろいろ再発見出来るような素敵な演奏会だったと思います。ドビュッシーの世界に似合う音色。
個人的には、オープニングの「レントより遅く」とアンコールの「夢」は数々の思い入れがあって好きな曲なので。聴きながら色々な出来事が脳内を駆け巡ってました。。。

さて、大好きなみんなの力になりたくて、今回はメロンパンを焼いて持って行きました。
その場で食べてくれた方も多くて感激!!

つまずいたって、起きればいいよ。
・・・面白いな、と思ったのは
「あなたの写っている写真が投稿されました」っていう某SNSからのお知らせが次々来るから
「あれっ、写真なんて撮られたっけ?」と思って見てみると。。。
私の名前がタグ付けされてるのはみーんなメロンパンでした(笑)

さながら女子会のようなスタッフルームでのおしゃべりも、楽しいひとときでした。
みなさん、お疲れさまでした&ありがとうございました。