聖路加トイスラーホール お昼のコンサート、
今月もありがとうございました。


つまずいたって、起きればいいよ。


今月は、「翠さんの好きな曲、やってみたい曲を探してきて!」と
じゅりさんから提案がありまして。
うーん、うーん、どうしようかと考えて。
私は声楽曲が好きなので、ドイツリートをサックスでやってみたらどうかな?と思い。
楽譜を探したら、私の大好きなモーツァルトの「Das Veilchen(すみれ)」を見つけたので「おおっ、コレをサックスで吹いてもらおう!」と決めました。

それだけだとちょっと短いので、「モーツァルトの子守歌」を始めにつけました。
(この「子守歌」は、どうやらモーツァルトの作ではないことがわかってきたようで、違う作曲家の名前が書いてありましたが。。。自分の中では『モーツァルトつながり』だと思って準備しました)

そして、曲紹介のMC(?)もね、と。。。(汗
ええ、ええ、しゃべりましたとも。こちとら大まじめに「すみれ」の歌詞を紹介したつもり、だったんですけど。。。

【歌詞】
すみれが一つ、草原に咲いていた
それはとても可愛らしいすみれだった。
そこへ羊飼いの少女が、楽しそうに歌いながら駆けて来た。

すみれは思う。
私がこの世でいちばん美しければ、少女は私を摘んで、ほんの少しでも胸に押し当ててくれるかも知れない。

ああ!だが少女は気付かずに、かわいそうなすみれを踏み付けてしまった。
すみれは倒れ、死んでしまったが、それでも嬉しそうにしていた。
あの人のせいで、あの人に踏まれて死ぬのだから、と。

(かわいそうなすみれよ!それはとても可愛らしいすみれだった)・・・(*)


(*)はモーツァルトによる補筆

なんかお客さん、笑うんですけど!!!!!!

今日はトークが面白すぎるとみいあさんにも言われました(爆)
ああ。。。しゃべりすぎました。
ホントすいません!!!!
まぁ、ほんの少しでもこんな感じでリートに親しんでもらえれば。
(え、いいのか?!)

演奏してみてもとても楽しかったし、歌詞のない器楽曲にしてしまうっていう試みもなかなかいいじゃない?と思いました。
そもそも、原語で歌えば・・・歌だって聴いただけじゃお客さん、歌詞わかりませんもんね。
私のピアノ演奏スキルアップもねらえるし、今後もやってみたいリートは山のようにあるから少しずつ演奏していけたらな。

さて、聖路加国際病院トイスラーホール お昼のコンサートは来月8月はおやすみです。
次回は9月9日です。お楽しみに!