ある日の仕事先で。
ずいぶん日が長くなって、冬なら真っ暗の時間にこんなきれいな落日が見えた。
しばらく昼と夜がせめぎあった後に、藍色の夕闇が空を覆う
自然の作り出す美しさを味わうのに、言葉はいらないな、とも思うけど…
でもね
となりにいる生徒さんが
「いつの間にか夜になってるんだねー、オレンジから夜の色に変わった」ってぽつりと(^-^)
空を見て、それを自分の言葉に変えて
周りのひとと思いを共有するのもなかなかいいもんだな
生徒さんの感性が育っていることにも胸が熱くなる
また別のある日
暑いけど、窓と部屋のドアを開け放つと
風が通り抜けて心地よい
そんな日
網戸になってる窓から一際強い風が入ってきて
生徒さんがいまさっきやり終えた、花丸いっぱいのプリントが
ひらり
机の下に飛んでった
彼女はにこにこして
「あれっ、風のいたずらだね」
私も思わずニッコリ(^-^)
言葉にはいのちがあるね
生徒さんたちのつぶやきから
私はいつもいつも、たくさんの贈り物をもらってる
ありがとうね♪