【「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日】

サラダ記念日
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1987年だって。

俵万智さんの歌集がセンセーショナルに世に出てきたのは
もうそんなに前なのね。

私、けっこう影響を受けてて(ミーハー?w)大好きで良く読んでたし
自分でも短歌を書いたりしていました。

いまだに「サラダ記念日」のなかのいくつかの歌を憶えていて。
一応ググってみたら。
けっこう記憶が正しかったりする。好きだったのね。

☆引用はここから。http://gtpweb.net/twr/sakuhin.htm

【手紙には愛あふれたりその愛は消印の日のそのときの愛】

中学校の頃からの恋心をずっと引きずっていて、中学時代の先輩と友達関係を続けながら何となくまだ好き、みたいに次に進めない状態だったあの頃。

メールとかなかった時代ですし、その人は鉄道と青函連絡船と旅が好きで、私にもよく北海道のホワイトイルミネーションなどの写真を添えた手紙をくれたりして。私も文を書くのが好きだから時々手紙をやりとりしてたんですね。
だからこそこの歌にはっとしたのかな。

月日は流れて、自分にも自分だけの大切な人が出来て
ふいに思い出すのは

【「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ】

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私が高校生の頃作った短歌で、今でも憶えてるのはこれ

「瞬間を大事に生きる この夏の終わりに決めた人生の鍵」

年齢を重ねた自分に、高校生だった私が呼びかけてくるような気がします。