アシカ企画「Theはっぴょうかい」
ピアノの先生をしていらっしゃる、主催者のアシカさんの生徒さんたち。
小学校の1年生~4年生ぐらいであろうと思われる、女の子4人がそれぞれアシカさん作曲の小さな曲を堂々と披露。
お辞儀も、しぐさも、演奏も、弾き終わって袖に戻ったときのホッとした笑顔も。
もう可愛くて可愛くて。食べちゃいたいぐらい(笑)
大人の方も、なかなかバラエティに富んだプログラムで楽しかったです。
室内楽風、声楽のソロ、混声の声楽アンサンブル、ピアノソロ、フルートソロ、金管アンサンブル、吹奏楽(一部ピアノ添え♪)、サックスアンサンブル・・・
プログラムはこんな感じでした。
http://blog.goo.ne.jp/ashicakikaku/e/56c3ff15db6808199e6cec0469438a8a
私がいいなあと思ったのは、高校生男子(テノールの卵)の歌う「ガンジス川に陽は昇り(スカルラッティ)」。
主催者アシカさんのお姉さんが歌の先生で、彼のことを「歌が好きで好きで熱心にレッスンに通ってくる秘蔵っ子ですよ~」とほめていました。
出演直前、めちゃめちゃ緊張してて、なんて初々しい。
声楽の勉強を始めて、少し面白くなってきたかな、といった感じの青リンゴのような声質に、なんだか昔の音大時代の歌の試験とかを思い出して遠い目になってしまった(笑)
その子の参加してるヴォーカルアンサンブルもバランスが良くて良かったですね。
そして私は我らがじゅり先生の生徒さんであります、MHRちゃんのフルートソロの伴奏。
真っ赤なワンピースに、きらきらのティアラのような髪飾りをつけて、おお、臨戦態勢はばっちり☆私も負けないように(笑)スワロのきらきらチョーカーとピアスでおめかし。
まあ堂々たる演奏で、私も非常に演奏しやすかったです。
終わったあとにはホッとした笑顔で、コレを見ると「やってよかった~」と思います!
吉祥ウィンド関連は、まずフルート大好きMZさんの優雅なモーツァルト演奏に、私も気持ちよく寄り添うことが出来ました。
そして「ラプンツェル」。
じゅりさんの渾身の指揮に、私も必死でついて行った甲斐があったかな。
リハーサルのときとピアノのフタの位置を変えてしまったら指揮がちょっと見えづらくなってしまって、やや焦りましたが。。。何とか弾き通せて良かった。
マイクを通したひらゆみさんの熱のこもった朗読と、楽団の皆さんの頑張りもあってとても良い演奏になったと思いました。
最後にじゅりさん率いる、サックス教室LENTOの生徒さん4名、そしてじゅりさんご本人も加わってのサックス五重奏。
サウンド・オブ・ミュージックメドレーでした。
じゅりさんの編曲の手腕がますます輝いて。
和声の引き出しと、曲間のブリッジ部分の処理がなんともセンスが良くって。。。楽譜出版して多くの人に吹いてもらったらいいのにって、聴きながらそんなことまで考えてしまった。
生徒さんの生き生きとした演奏と、それをサポートしつつも楽しみながら吹くじゅりさんの姿に、アンサンブルの楽しさの原点を見ました。
なんと素敵なひとときだっただろう。
生徒さんにとってもこの上ない喜びでしょう。
ちょっとうれしかったのは、夜遅い時間にもかかわらずちびっ子の一部が最後までちゃんと演奏を聴いてくれて、ラプンツェルのお話や音楽、サックスアンサンブルの時のドレミの歌などのメロディに真剣に顔を上げて聴き入ってくれていたことですね。
童話だし、子どもたちに向けて発信したい思いもありますから。
出演者の皆さん、お疲れ様でした。
私も良い経験をまたひとつ積むことが出来ました。
ご来場いただいた皆さん、応援電波を送って下さった皆さん、改めてありがとうございました。