仕事で小学生と関わるようになってから、よく心に思い描くのは

自分がこの子ぐらいのときに、どんなことを考えていたっけ

どんな字を書いていたっけ

どんな絵を描いていたっけ

そんなこと

中学受験用の勉強をしていた
算数、難しかったな
点が取れなくて取れなくて凹んだ
漢字とことわざと慣用句は大好きだった
理科や社会も結構好き
いまでも使える知識はあの頃頑張って覚えたものも多いかな

でもなまじっかお勉強が出来たから気付かれにくかったけど
お道具箱や机の中の整理はまるでダメ
卒業式の予行でじっと座ってるのが辛くて爪をかんじゃったり
学級委員を任されるキャラでありながら正反対な気質もあって
きっと不思議な子供と写っていたのだろう

そうだな
私も発達障害の気質が多分にあるんだろう

この仕事に心がひかれるのは
自分が小さかった頃の
あんな気持ち
こんな気持ち
いまの自分ならどう受け止めるだろうか
そんな思いが
いつも頭にあるからなのかもしれない