今回の「ほすぴ」は
美と健康
~表情豊かに美しく~
です。
表情のこと、スキンケア・アイケア・ヘアケアの
ことなど、女性にとって気になる情報が満載
でしたので、ご紹介させていただきます。

表情は人間関係を築く上で、重要な役割りがあります。
初めて会ったときに良い印象を与える為にも
普段から顔の筋肉を意識して動かし、
生き生きした笑顔を手に入れましょう。


私たちの顔には、30種類以上の筋肉があり、
相互に作用することで、笑ったり、泣いたり、
怒ったり、さまざまな表情をつくり出しています。
血行が悪くなり酸素や栄養素が運ばれにくくなって
しまうと、新陳代謝が低下し、顔のハリがなくなったり、
シワやたるみの原因にもつながります。

表情筋も筋肉であり、体の筋肉と同じように、
使われなければ衰えてしまいます。
表情筋が衰えると、皮膚や皮下脂肪の重さを
支えきれずにたるみが発生します。
また、たるみは紫外線や年齢によって弾力を
失うことでも生じます。
~たるみの原因~
◆目元◆
コラーゲンやエスラチンなどの減少
目の周りの筋肉の衰え
◆ほほ◆
ほほを支える筋肉が衰えることでほほの
脂肪が下がり、たるみができる。
ほうれい線が目立ちやすくなる。
◆フェイスライン◆
顔の中でも脂肪が厚いので、表情筋が
衰えると支えられなくなる。
リンパの流れが滞ることで、むくみ・たるみを
増長させる。

顔の表情に合わせて皮膚の同じところが繰り返し
折りたたまれることで、次第にシワが残ってしまいます。
このように、繰り返し作られる表情によってできる
シワを「表情ジワ」と呼びます。
表情ジワは肌に弾力があり、まだ浅いうちで
あれば癖を直して保湿すると消えることも
ありますが、年齢を重ね、コラーゲンの老化が
始まると戻らなくなってしまいます。
表情ジワに気付いたら、シワを作る癖をなおす
ところから始めましょう。
~できやすい表情ジワと原因~
◆額のシワ・・・・・・・・眉を上げ下げする
◆眉間のシワ・・・・・・眉間に力が入る
◆ほうれい線・・・・・・・口を「へ」の字にする
◆口周りのシワ・・・・・口をすぼませる
(喫煙者は口の周りに縦ジワができやすい)
※以上、成人病予防対策研究会発行
総務省認証・学術刊行物「ほすぴ」
(予防医学学術刊行物133号)より
一部抜粋しました。
表情筋は通常の生活では、全体の30%しか使って
おらず、無表情で筋肉を使わないでいると、ハリが
失われ、たるみ、毛穴が目立つようになる、など
老け顔を招くきっかけになります。

表情筋を鍛える一番の近道は
「人と会って、たくさんおしゃべりし、楽しい
時間を過ごす」ことです。
あと、目を動かしたり、「あ、い、う、え、お」と
口を動かすなど、仕事の合間やテレビを
見ながらでも簡単にできます。
表情筋を鍛えて良い笑顔を手に入れ、
シワやたるみを防ぎましょう。

次回は「スキンケア(皮膚の構造・紫外線)」に
ついてです。
興味のある方は、またお付き合い下さい。
