長雨が続いていましたが
体調など崩されていませんか?
雨音が聞こえているのも好きですが
さすがに洗濯物が溜まってしまって(^^;;
カラッと晴れた空が懐かしいです。
今日、ご紹介する映画は
「元気にする」というのとは違うかもしれませんが
自分は何もできないと思っているかもしれない女性に観てもらいたい映画です。
「ビッグ・アイズ」ティム・バートン監督
実話を元に作成された映画です。
ポップアートの全盛期に大きな目の子どもの絵が注目され、
作者のウォルター・キー(男性)は一躍有名人になります。
しかし、ビッグ・アイズの本当の作者は奥さんのマーガレット・キーンでした。
60年代のアメリカでは、女性が自立して働くのは難しかったと思います。
特に内気で自分に自信がないように見えるマーガレットのような女性には…。
ウォルター・キーンは、社交的で口が上手い男性で
ビッグ・アイズを売ることに成功しますが
マーガレットには、「女の絵は売れない。自分が描いたと言った方が売れる。」
「お前も共犯だ。」などといい、
マーガレットを閉じ込めてたくさんの絵を描かせていきます。
このひどい状況から、マーガレットが自立していく様子が描かれています。
自立していく過程で
2つの宗教が出てきますが
1つは、キリスト教の懺悔室、男性の牧師様からのアドバイス
2つめは新興宗教の訪問でやってきた女性たち
どちらがいい、悪いというのではなく
この映画の場合、宗教の種類は関係なく
時代背景として男性である牧師様からのアドバイスは、女性たちにとって的確ではなく、
新興宗教のほうは、女性がやってきて、マーガレットの話を聞いてくれた
というところが大事なのではないかな?
(この女性達が何か発言をしているシーンはなかったと思います)
この映画は、
搾取されることから、立ち上がる力をくれると思います。
マーガレットは、現在もご存命で絵を描き続けているそうです。
今日もみなさんが素敵な1日を過ごせますように!