こんばんは。
奈良市【やまなかみゆきピアノ教室】山中です。
今日、レッスンしながら思わず、ぐっと涙をこらえたこと。
発達ゆっくりの生徒さん。
ピアノを始めて6年経って、今週、
ピアノを弾く時に『楽譜』を見て弾く
ってことがわかった。
私たちは、当たり前のように、ピアノを弾く時に楽譜を見て弾くけど、
発達ゆっくりの生徒さんにとっては、音符もわからないし、音符って言葉もわからない。
ましてや、何拍のばすとか、これが『ド』とかも。。
今まで、楽譜(教材)は持っているけど、ずーっと、レッスンの時は『楽譜なし』でやってきた。
それが、、
今月、『拍子』って言葉を覚えて、音楽には『拍子』があることを知った。
そして、今日、『楽譜』って言葉を覚えて、ピアノを弾く時は、楽譜を置いて弾く、これ(楽譜)を見て弾く、ってことがわかった。
何より、楽譜っていうのを見ると『便利』『良さそう』ってことを感じとった。
そしてそして、『練習』って言葉も覚えて、
『おうちで、れんしゅうします』
って、れんしゅう って言葉を口にできた。
思わず、涙が出そうになった。
素晴らしい!
思わず、お母さんに『進化した!』って申し上げた。
成長 とか、上達…じゃなくて、もう進化。
進歩…もちょっと違う。
お母さんからは、『やっと、レッスン っていう形になったようです』って、、
ご本人は、ここにレッスンに来ている、習いに来ているっていう意識?つもり?はなく、
私と一緒にピアノを弾いて、楽しい時間を過ごす…くらいだったのだけれど、今日は、自分が弾けるようになった、上達した、っていうのがわかったようで。。
嬉しいねぇ〜。
これから、これからだよねぇ〜。
今までも楽しかったけど、これからは、楽しみだねぇ〜。
これって、私にしかわからない気持ちかもしれないけど、今日のことを備忘録として、書いておこう。