奈良市【やまなかみゆきピアノ教室】山中です。
先日、もうすぐレッスン、って時に電話が鳴りました。
『やまなかみゆきピアノ教室様のお電話でお間違いなかったですか?』
って。
ほれ、来た( ̄▽ ̄;)
この独特の言い回しは、どこのマニュアルに書いてあるねん?と思いますが。。
間違ってたら、どないするねん?ですが。。
前、一回、間違えてたから、
(なかやまみゆき…と言うたんだ、アウト!)
『間違えてます!やまなかです!残念!』って言って切りましたけど。
名を名乗れ、と思ってたら、
ペイペイなんちゃら株式会社、と曰うので、
あ、月謝を自動引き落としにせぃ、って話やなと思いつつ、前置きが長いので、
『もうすぐレッスンが始まるんだけど、お話長いですか』って言えば、
『1分くらいで。。』と言うのをさえぎり、
『月謝を引き落としにしませんかってお話なら、うち無理なんで、何十人、何百人になっても、お月謝袋に入れて持ってきてもらうスタイルを変えるつもりないんで。
こんなお話したら、長くなるから、手短く言えば、要するに、お月謝袋を先生に、今月もよろしくお願いします。って言いながら渡す礼儀や、なくなりつつある日本の文化を大切に、ピアノだけでなく、そのようなことも身につけて欲しいので!
今、スイミングでも塾でも、みんな引き落としでしょ?
とにかく、うちは無理ですー、ごめんなさい』
ガチャっ、って弾丸トークしまくって、一方的に切ってやった( ̄▽ ̄;)
そうなのよ。
誰が何と言おうと、その手間を惜しんだらアカンねん。
そりゃ、引き落としにしたら、間違えもないし、お忘れもないし、集計する手間暇も省かれるし、楽。
でも。。。
楽と引き換えに、退会する場合は、何日までにとか、後日ご返金とか、、代行会社に手数料かかるとか、いろいろ面倒やねん。
子どもも、おうちの人に習わせてもらってる感覚もなくなるし、、
何百人になることはないけど、たとえなったとしても、寸暇を惜しんででも、ありがたく集計させていただきます。
亡き母が、幼い私に、お月謝袋を持たせてくれた時に言った言葉。
『お母さんは、お月謝袋にお金を入れることしか出来ないけれど、そのお月謝を美由紀の身体の中に入れて(レッスンを受けて)持って帰って来なさい』
当時は、その意味もよくわからなかったけど。。。
引き落としなら、そんなことも無いわね。
時代遅れ、時代錯誤と言われても、うちは、お月謝袋でお月謝を頂戴します。
お月謝袋に、今月の教室だよりを折って挟みながら、いろんな感情が溢れたのでした。
毎回、教室便りを挟む作業は、自転車操業的、その日の分だけ、必死のパッチですけど。。
それでもいいの、うちはお月謝袋!
余談ですが、
お月謝袋を見ていると、そこのご家庭が垣間見えます。
お月謝袋を通して、おうちの向こう側が見える。
どんなふうに?と言われても困るけど、
これはもう、長年、この仕事をしてきて、それこそ、何十、何百枚のお月謝袋と共に生きてきたからかな(笑)
理屈でなく、見える( ̄▽ ̄;)
話を戻して。。。
【やまなかみゆきピアノ教室】は、
これからも、お月謝は、お月謝袋に入れて、
手渡しです。