庭に生えている『蕗(ふき)』を世帯主が刈り取り、私が調理する。

あのさ、もうちょっと早く言うてくれる?
刈り取ったなら、刈り取ったと。
これね、掃除して、湯がいて、スジ取って…。
『スタートライン』に立つまで、ものすご時間と手間が、かかりますねん。
ご飯時に、下ごしらえしてたんじゃ、間に合いませんねん。
他のおかずにも、支障をきたすし。
亡き父は、薄いおだしで炊いた『蕗の色を生かした』一品が好きだったので、そのようにして出すと『違う』と…。
ならば、どんな

聞けば、『真っ黒けの佃煮みたいなの』が好みだと。
あっそう… ( ̄∀ ̄)
で、濃口醤油で炊きたおして、こんなん出来ました。

都会の関西人(私のこと)は、こんな田舎くさい色、好みませんから~。
美味しいらしいから、良しとしよう。