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いしばし先生は、私のヤマハ幼児科時代の先生です。
初めて、ドレミを習った先生です。
言うなれば、『私の音楽の起源』でもあります。
この先生との、出会いがなかったら、
私と音楽の出会いもなかっただろうし、
今の私が、あるかどうかもわからない…。
それくらい、大切な尊敬する先生です。
でも、小学校低学年くらいまでしか、習っていないので、
それ以降は、一度もお会いしていませんし、連絡を取ることもしていないので、
本当に、お年賀状のやりとりだけなんですが、ずっと、今も続いています。
もう、私の中では、幼稚園時代のことは、おぼろ気な記憶しか無いのですが、
不思議と、幼児科のレッスンや、いしばし先生のことは、覚えています。
本当に、本当に、優しい先生で、
絶対に怒らないし、怒ったり、厳しい顔を一度も見たことが、ありませんでした。
亡き父が、よく
『いしばし先生は、絶対に怒らへんなぁ。よくあれだけ、いつも、ニコニコしてられるなぁ。
家で、胡座かいて、酒飲んで、ストレス発散してるんじゃないかと思うほど、あれは、すごいなぁ』
と言っていたのを 覚えています。
私の講師人生…、
いつも、いしばし先生のようでありたいと思いながら、ここまでやって来ましたが、
程遠い…(汗)
今年も、いしばし先生以外にも、子供の頃習っていた先生からのお年賀状を見て、
自分も、こんな風に、レッスンを辞めて何十年たっても、
お年賀状をもらえる先生、
慕ってもらえる先生にならなくては、ならないなぁ、
ならなくては、いけないなぁ、
と思います。
私が、習っていた先生の年齢を遥かに超え、
私の先生は、私の子どもの頃の姿のまま…、
なんだか、不思議な感覚です。

【やまなかみゆきピアノ教室】