子供の頃からずっと、家族の中の問題をいつも私の責任として負わされていました。そして、理不尽にも事前に防げなかったことを責められていました。だから常に気を抜けません。

いつも周りを見渡し、細部まで注意し、仕事の場で役立つこともありました。「ちっちさんが居れば大丈夫」と言われ、更に頑張って問題解決や対策に力を入れていました。

私が人助けするのは、後で「貴女がいながら対処しなかったせいだ！」と責められたくないからと気づきます。そもそも私に責任が向く事柄ではありません。

そして、困っている人と自分を重ねることもありました。私は人に頼りたいのに頼れなく、代わりに誰かの力になることでその人を救った気でいました。

時々苦しくなったり、不満いっぱいになっていた理由がわかる気がします。そしていい子でいなければという呪いから、関与しないことに罪悪感が生まれます。

そもそもの優しさと、そうでないお助け精神の境界線が分からなくなっています。自分が行動する意図が不純に感じたり、ヒーローになりたい自分にモヤモヤします。　

私に責任を押し付けて、罪悪感を持たせて動かしてきた家族への悲しみ。そんな特徴を見抜いて利用してきた人達に対する怒りや悔しさ。思い返すモヤモヤ。

私は純粋にその人の力になりたいのか、脅迫されるような気持ちからなのか。未解決のままの負の感情が、ときどき私の邪魔をしてきて混乱させます。

（結論になっていない感じがしますが終ります）

助けたい気持ちの裏には【完結編】