以下は2〜3週間前に感情に任せて書いた文章です。

がん宣告を受けて追加検査を受けるまでの間

これから自分がどうなってしまうのかわからず

不安だったときに書きなぐったもので、

あまりにも暗い内容にすぐ投稿するのがさすがにためらわれ

下書き保存してありました。

改めて読み返してもひどい精神状態だったことが思い出され

妄想爆発で他人にお見せするのも恥ずかしく

このままお蔵入りにしてしまおうかとも思ったのですが、

がん患者はこんな心境になることもあるんだということを

知っていただくのもいいかと思い直し

恥を忍んで投稿することにします。

 

今はだいぶ落ち着いています。

思い悩むのにもそろそろ疲れた・飽きた(笑)という感じでしょうか。

波はあるものの、その波の大きさが小さくなっています。

(飽きっぽい&忘れっぽい性格が奏功してますね ニヤリ

また診断がおりたら(術後エコー検査の結果がもうすぐ出ます)

あたふたするかもしれませんが、少なくとも今は

ご心配いただく状態ではないことを申し添えておきます。ニコニコ

 

では、eco のどんよりした精神状態を読んでみてもいいよという方は

先にお進みください。

 

   下矢印  下矢印  下矢印

 

まだ死にたくないなぁ、とは思う。

 

娘たちがどんなおばぁちゃんになるかを見届けてから死にたい、

だから私はもっとおばぁちゃんになるまで生きなければならない、

120歳まで生きるのが目標、

なんて冗談半分、ちょっぴり本気で周囲によく言っていた。

 

現実的なところでは、

平均寿命までは生きたい、

まぁ普通にいけば生きられるよね?と思っていた。

 

今は、

平均寿命までは無理でも、できればあと20年生きて

娘たちが「立派なおばさん」になった姿を見てみたい、

それが無理でもあと15年、せめて10年、

そんなふうに思う。

 

かといって、なにがなんでも生きたい!

どんなことをしてでも生きてやる!

そんな強い気持ちは湧いてこない。

半分、死を受け入れている自分もいる。

(まぁ、誰だってどうせいつかは死ぬのだし)

 

そう思った翌日には、

なんとしてでも生き延びたい、

きっと生きられる、頑張る!と思ったりもする。

 

心が安定しないなぁ。

 

絶対に生きて欲しい、

どんなふうになっても生きていて欲しい、

と夫は言ってくれるけれど、

面倒でつらい(かもしれない)治療を

それこそ「死ぬまで」やり遂げる自信がない。

病気なのに生きながらえて夫に面倒をかけ続けるのもイヤだ。

短期間の治療で絶対に治るという保証があるのなら

その治療は頑張れるかもしれないけれど。

(何事も飽きっぽくて結果を急いてしまう、長期戦が苦手な私)

 

治療が必要になったら、どこまでやるか。

やり始めたら次々と新しい問題が出てきて

きっと治療に際限がなくなってしまう。

どこで「もういいや、ここでやめよう」と決めるのか。

自分にその決断力があるか。

今の悩みはそこ。

 

なんて。

杞憂。(本当に杞憂に終わればいいのだけれど)

 

まだどうなるかさえわからないのに

なにをうだうだ考えているんだろうね。

イメトレ。シミュレーション。心の保険。

はやく方針が決まって欲しい。

できれば良い方向で。

 

   上矢印  上矢印  上矢印

 

ムラサキツユクサが咲きました。

久しぶりの雨を受けて清々しさを増しています。

目の前の森からアオバトの声が響いてきます。