Ch. Sant Nicolas Fronsac 1996 ◎◎ |  田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

 田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

   独立した娘2人を持つパートタイマー主婦です。
   ワインのこと、愛猫のこと、
   寒冷地のド田舎暮らしのこと・・
   思いつくままに。

 

 

シャトー・サン・ニコラ

 フロンサック 1996

 

生産地:フランス、ボルドー

生産者:シャトー・サン・ニコラ

品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー

色・粘性:とてもクリアで琥珀がかった煉瓦色、粘性は中庸

香り:いちごクリームのウェハース菓子、煮干し、

   かすかにアルコール、よく熟したラズベリー

ボリューム:軽い○○●○○重い

タンニン:控えめ○○●○○強い

甘味:ドライ○○●○○甘い

酸味:まろやか○●○○○シャープ

果実味:スパイシー○○○●○フルーティ

飲んだ日:2019.10.18.Fri

購入日:2019.9.25.

購入場所・値段:うきうきワインの玉手箱 2030円

 

何の抵抗もなくスルリと口に滑り込む液体。

柔らかな甘味が終始中心に存在する。

酸味はまろやかながら中盤の主役を張る。

埃のニュアンスと優しいほろ苦さ。

余韻はシルキーな舌触りとヨーグルト様のコク、

チョコレートのニュアンス、

オーラスには野性的な木苺の風味。

全てがそっとレースに包まれているような優しいタッチ、

それでいて雑味がなくとてもクリアな味わい。

高級なラムレーズンアイスクリームを食べた後のような、

ふくよかなのにスッキリしていて

名残惜しいけれど満ち足りた幸せな気分になれる。

 

コルクがグズグズで開けるのが大変だったけれど。

(茶こし使用)